(2022・11)
JR九州ウォーキングの2022年秋編も、いよいよ最後の開催日になりました。
ワタシ自身は、今年ここまで25コースのウォーキングに参加してきました。この最終日に1コース参加すると、ワタシ自身のこれまでの年間参加回数の最多タイに並びます。土曜日に仕事のことが多いワタシの場合、どうしても参加回数が伸びないんですが、なんとかこれだけの回数行けたなぁ、という感じで。
その今年最後のコースは、筑後船小屋駅スタートのコース。今回は小6娘との参加になりました。さっそく行ってみましょう。

なお、ウォーキング部分はこちらも参照ください。
11月27日朝。
箱崎から7時38分発、普通2127M列車久留米行き、813系6両での運転、前3両はRM6編成・・・あれ、4日前のこの列車も、前3両はRM6だったような・・・。
博多で、こちらの列車に乗り換えます。

7時51分発、快速4221M列車羽犬塚行き、817系VM3003+VM3009編成と、813系RM3編成が連結された9両での運転でした。
途中、南福岡では、「かささぎ101号」肥前鹿島行きの通過を待ちます。
この日の「かささぎ101号」はBM2編成6連での運転でした。
このところ、「かささぎ101号」のほうに乗る機会が何度かあって、4221Mをこの南福岡で追い抜くことは知っていましたので、左のようなカットを狙ってみました。
鳥栖でさらに乗り換えます。

8時31分発、鳥栖始発の普通331M列車荒尾行き、813系RM103編成3連での運転でした。
ここ鳥栖から先で、813系3連のみでこうして走る運用があるんですねぇ。
ワタシたちと同じく、筑後船小屋駅に向かうと思われる人たちが、同じように4221Mから乗り換えていました。
この日はしっかり晴天の空が広がっていました。
ウォーキングには本当にいい日和です。

筑後川を渡って久留米へ。
さらに下っていきます。
そうこうしていると、右手にタマスタ筑後など、ホークスのファームが使用している施設群が見えてきました。
もうすぐ到着ですね。
8時55分、331Mは筑後船小屋に到着しました。
同じ目的の人たちが大挙して降りていきます。

ここで列車を降りたのは、今年春のこのとき以来ということになりますね。
在来線の駅を出て、新幹線駅のほうへ。
そちらにスタート受付がありました。

スタート後、駅近くの九州芸文館に立ち寄り、そのまま筑後広域公園内へ。
すっかり秋の光景になった中を歩いて行きます。
広域公園の端にある「恋ぼたる」に立ち寄りました。
「川の駅」と銘打たれているこちらの「恋ぼたる」。温泉館と物産館とからなりますが、今回は既に営業を始めていた物産館へ。
少しお菓子を買って自宅へ持ち帰ることにしました。
そこから、県道209号の船小屋温泉大橋を通って矢部川を渡ると、筑後市からみやま市へ。

ここからは、写真左手に見えている長田地区のほうへ入って行くんですが・・・。
まずはこちら。
老松神社、そしてその境内にある「長田の大イチョウ」を訪ねました。

この「長田の大イチョウ」、樹齢400年、高さ27m、幹回り11mと県内最大級のイチョウの木。県の天然記念物指定を受けています。
この時期は、黄葉がやはりきれいでですねぇ。
さらに進むとこちら。

長田鉱泉場。炭酸含有量日本一と言われる鉱泉水が湧いていて、試飲もできます。
蛇口から出てきた鉱泉水をすくっていただいてみましたが、ほのかに炭酸の酸味がしていました。
なんでも、この鉱泉水を使った「コガ・コーラ」というのを作って売ってるんだそうで・・・ここの近所にある「ふれあい館」で売っているんですが、また今度にしようかな。(^^;
続いてはこちらに。
「田中羊羹本舗」。創業60年になる羊羹屋さんで、以前のウォーキングでここを歩いたときにも立ち寄ったことがありましたが・・・。
お店を覗いてみるとウォーキング参加者で溢れかえっていたんで、これは無理だと入店を諦めました。
あそこまで密になってしまうとちょっとなぁ、って感じでした。
長田地区から矢部川沿いに下って行きます。

途中、川向うに、先ほどスタートした筑後船小屋駅が見えていました。
天気がいいもんで、とてもいい眺めでしたね。
さらに下っていくと、新幹線の高架をくぐり、さらに鹿児島線の本郷踏切を渡ります。
ちょうど鹿児島線の上り列車がやってきたので見ていると、普通2334M列車福間行き、先ほど筑後船小屋まで乗車してきた813系RM103編成の折り返し運用でした。
とにかく広大な筑後広域公園のエリア。
川のみやま市側にあるここは、フィットネスエリアと呼ばれ、遊具や芝生広場、さらにはスケートボード場まであるという場所です。
こういう天気のいい日だと、こういうところでゆっくり遊ぶのもよさそうですねぇ。
筑後広域公園を離れ、瀬高の街なかへと進んでいきます。
このあたりはこれまで歩いたこともなければ、クルマで通ったことも確かなかったはず・・・。
瀬高駅の東側は、以前ウォーキングで歩いたことがあるんですが、西側の街のなかは、本当に初めて来た感じでした。
そんな街なかを歩いてきて、ここへたどり着きました。

10月に開業したみやま市の総合市民センター「MIYAMAX」で、まるごとみやま市民まつりというイベントが開催されていました。
今回のコースは、その会場に立ち寄ることになっていたもんですから。

出店やキッチンカーなどが出て、すっかりお祭りの雰囲気ではあったんですが、そういうところで食べていこうという気分ではなかったもんで、早々に会場を後にしました。
そこからさらに歩いて、いよいよゴール。

瀬高駅にたどり着きました。
9.5kmほどのコースを2時間で歩ききりました。

ゴール受付をしたあとに、この秋編のウォーキングで貯まっていたウォーキングポイントを景品に交換してきました。
20ポイント貯まっていたんで、いただいたのはこちらのアルミボトル。これ、なかなかいいんじゃないすか?(^^;
ここからですが、同行の小6娘と相談して、昼飯を求めて移動することにしました。いろいろ調べたんですが、瀬高駅の周辺でこれ、というお店を見つけられなかったもんで・・・。
下り列車のほうが先に来るというので、じゃあ下ろうかということに。

瀬高11時7分発、快速1323M列車荒尾行き、815系NT14編成2連での運転でした。
1323Mは瀬高を出ると、次は大牟田まで停まりません。

席にありつけなかったんで、立って後方展望を見ていました。
大牟田が近づき、並走する西鉄天神大牟田線の新栄町駅のあたり。
西鉄の線路には、甘木から大牟田へ向かう列車が見えていました。
11時18分、1323Mは大牟田に到着しました。

大牟田にはつい先日来たばかりでしたね。

さて、ランチを食べに行こうということなんですが、ワタシ自身、大牟田へ来ると分かってからリサーチをしておりました。
ということでやってきたのが、駅の東口から少し歩いたところにあるこちら「彩花」。
中華料理のお店なんですが、ここに大牟田名物のあるものがあるというので・・・写真でも、幟が立っているのが見えますね。
それがこちらの「洋風かつ丼」。(800円・税抜)
「洋風かつ丼」はかつて、大牟田にあった「松屋デパート」(2004年閉店)のファミリー大食堂で出されていたメニュー。いま大牟田では、この「洋風かつ丼」をご当地グルメとしてPRしているようで。
この「彩花」で出されているものは、「松屋デパート」オリジナルの味を今に伝えるもので、まるで天津飯にかかっているようなとろみのついた餡がかかっていますが、これが実はソース系のやさしいお味の餡。
揚げたてで衣サクサクのとんかつに、このとろみのついた餡がよく絡んでいます。なんだか、とても安心して食べられるお味です。
これを一度食べたいと思っていたんで、今回実食できてよかったなぁと。

ちなみに、小6娘はカラアゲ定食(700円・税抜)を食べていました。けっこう唐揚げの量が多かったようで、かなり満腹になってたようでした。
昼飯もいただいたんで、そろそろ帰りましょうかねぇ。

大牟田12時13分発、普通336M列車鳥栖行き。821系UT8編成3連での運転でした。
9月のダイヤ改正を期して、821系3連10編成が南福岡車両区から熊本車両センターへ転属し、熊本地区、および鹿児島線の鳥栖以南、あるいは福北ゆたか線といった線区で活躍しています。
この暖色系の照明が、他の車両とは何か違う雰囲気を醸していますよね。
途中、羽犬塚ではこちら。

中線で鳥栖行きの「SL人吉」が運転停車して、336Mを待避していました。
昨年の夏、「SL人吉」に乗ったこのときは、荒木で後続の普通列車を待避していたんですが、いまはここで待避なんですね。
336Mで鳥栖へたどり着き、そこからはさらに乗り継ぎ。

13時ちょうど発、鳥栖始発の区間快速(福間まで快速)4130M列車小倉行き、813系RM3435+RM3114編成計6両での運転でした。

それにしても天気がいいですよねぇ~。日射しも燦々と照っていて、暖かくていい日和でした。
二日市で再度乗り換え。
4130Mは福間まで快速なんで、箱崎へ帰るにはどこかで普通列車に乗り換える必要があったんですが、博多や吉塚まで4130Mに乗っても、二日市始発の普通2160M列車海老津行きに乗り継ぐことになるんで、二日市で座れるんならそっちへ乗り換えるか、ということで。

二日市での3分接続で、13時16分発の2160Mに、跨線橋を渡って乗り換えました。2160Mは813系RM5+RM2203編成計6両での運転でしたが、ワタシたちはRM5編成のサハ813-405に乗車。
当初は2連で運用されていた813系0番台車に、このサハ400番台が連結されてから、まもなく20年になろうとしています。もうそんなになるのか、という感じですけどね。
間もなく博多、というところ。
駅から下ってきた883系、博多に13時28分に到着した「ソニック24号」の編成のようでした。この日は航空自衛隊築城基地の航空祭が行われていた関係で、築城にも臨時停車してたようでした。
2160Mは13時47分、箱崎に到着。
ワタシたちはここで下車です。

大牟田から1時間半ちょっとで帰着。
まぁそんなもんですかね。
今年最後のJR九州ウォーキング参加となりましたが、この日の参加で年間26コースの参加になり、自己最多タイに並びました。自分ではもっと数行ってたような気になってましたが、やはり土曜日に仕事を休めないことが多いんで、如何ともしがたい感じですねぇ。これでも精一杯でした。
来年もまたあると思いますんで、また頑張って参加しようと思っています。

今年、このウォーキング参加を個別に旅行記にするということを始めて、ずいぶんと北部九州地区の近場のあれこれをとりあげてきました。やはり歩いてみないと分からないこともいろいろあったりしたんで、可能なら今後もこういう形でいろいろな物事を紹介できたらと。
何よりも、楽しく歩いて、その楽しんだことを少しでもシェア出来ればと思います。
<おわり>