(2022・5)
5月4日、三連休の中日にあたるこの日は、肥前山口駅スタート・ゴールのJR九州ウォーキングに参戦しました。
前日のコースもそうだったんですが、開催がここ1ヶ所しかなく、選択の余地はありませんでした。
で、参加してみたらしてみたで、いろいろありましてね・・・その辺は追々紹介していきましょう。

なお、ウォーキング部分についてはこちらも参照ください。
地元・箱崎から7時34分発、普通1153M列車久留米行きに乗車。811系8両で運転、前4両はPM106編成でした。

まずは、こちらで博多まで行きます。
1153Mは7時39分に博多に到着。
7番ホームから5番ホームへ移動してきました。

次に乗る列車はこのホームから発車します。
そう、臨時の快速「有田陶器市号」9935M列車早岐行きに、今回は乗ってみることにしました。
車両は811系PM103編成4連、吉塚方から回送で到着しました。

回送で入線後に、幕回し。
種別幕が最初「普通」になってましたが、あとで車掌さんが気が付いて「快速」に。
行先幕の方に、「有田陶器市号」が出ました。

ゴールデンウイーク恒例の有田陶器市も、このコロナウイルス禍のなかでオンライン開催など模索を続けていましたが、今年は3年ぶりのリアル開催になりましたんで、この「有田陶器市号」の運転も復活です。

7時57分、9935Mは定時で博多を発車しました。
こちらは南福岡。
1番ホームに到着し1分の停車。入線直前にかなりスピードがゆっくりになっていましたんで、2番ホームに入って何か通過待ちでも?と思ったんですが、それはありませんでした。
鳥栖を発車して、長崎本線へと進みます。
前日は鹿児島本線南荒尾駅スタートだったんで、ここから鹿児島本線をさらに南下したわけですが、今回は長崎本線へ。築堤に上がり、右へカーブしながら鹿児島線上りをオーバークロスしていきます。
鳥栖を出ると、新鳥栖、吉野ヶ里公園、神崎、佐賀の順に停車していきます。
こちらは神崎駅。ここでは後からきた787系BM14編成「かもめ101号」佐賀行きの通過を待ちます。
8分も停車するので、ホームに降りて、特急の通過時に並びをパチリ。(^^;
9時3分到着の佐賀駅では、通常上りホームとなる3番ホームに入線となります。
こういうこともあるんですねぇ・・・下り側の1番ホームに、さきほど先行した「かもめ101号」が停車していて、そのまま折り返し「かもめ106号」へ運用されるというのも影響してるんでしょうけどもね。
佐賀を出ると、次の停車駅は肥前山口となります。

こちらの写真は、バルーンさが駅通過のシーン。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタも、このところは中止だったり、昨年は無観客開催だったりということで、臨時駅のバルーンさが駅も出番がありませんでした。今年は果たして・・・。
9時14分、「有田陶器市号」9935Mは肥前山口に到着しました。

やはり、乗客はかなりの数がここで降りて行きました。やはりウォーカーのみなさんけっこう乗ってたようで。

有田陶器市、今年は行くことはなさそうですが、またいずれ行ってみたいですね。
肥前山口の駅前に出てきました。
この間の旅行記でも紹介しているように、この肥前山口駅は、9月23日の西九州新幹線武雄温泉~長崎間部分開業と同時に「江北駅」への改称が決まっています。
JR最長片道きっぷの終着駅がここ肥前山口っていうことで、この駅名は全国的にも知名度があるんですが、地元自治体の江北町の町名と結びつかないということで、改称の動きになったようなんですけどもね・・・。

とりあえず、スタート受付をして歩き始めるとしますか。
歩き始めてすぐ、国道34号に出たところにある「だいちの家」に立ち寄ってみました。
ここは地元産品を扱っている物産店。いろいろなものがありましたが、同行の小6娘が「これほしい!」と言ったのが、古代七穀米で作られた米粉パンだったり・・・とりあえず買い込んで、どこかで食べようということにしました。
国道34号を少し、下り方へ歩きます。
この先、東分の交差点で、海沿いの鹿島市や太良町を通って長崎方面へ向かう国道207号が左へ分かれていきます。国道34号を直進すると、先日ウォーキングで訪ねた武雄市を通り、大村湾沿いへ抜けて長崎へ向かうことになります。
あぁ、ここから武雄温泉まで14km程度、3月にウォーキングで行った祐徳稲荷神社まで18kmかぁ、歩いていけなくもないな・・・おっと、今回のルートはそっちではありませんね。(^^;
国道207号のほうに入って歩を進めます。

おや、何やら、バルーンが立ち上がっているのが見えていますね。
そう、そこも、今回のウォーキングでは立ち寄りポイントになっているところなんですが・・・。
バルーンの近くまでたどり着きました。
こちらは、JAさがみどり地区の杵島東部カントリーエレベーターのある場所。その敷地で、佐賀市を拠点とする「ビーバー・バルーンクラブ」によるバルーン体験が行われていました。
ちょっと待っている人が並んでるようだったんで、体験に並ぶことはしませんでした・・・。
さらにコースを進んで、こちら。
いちごの収穫体験ができるという、むらおか農園の前までやってきました。
1500円で40分間、採ったいちごが食べ放題、ということだったんですけども、なんか、いちごでお腹をいっぱいにするのって違うかな、とか思ってしまいましてね。(^^;
1パック600円で販売のほうもしていたんですけど、クルマで来ていないしいちごを潰さずに持って帰れる自信もなく、購入もあきらめました・・・。
で、その先のほうで、たまねぎの収穫体験をやっているというのがマップに書かれていましてね。お一人様あたり3個まで持ち帰り可能、しかも無料、ということでしたんで、実はちょっと楽しみにしていたんですが・・・。

ワタシたちが通りかかった時点で、すでに予定の数が終了してしまっていたようで、「もうないんです」と・・・。
収穫体験は9時半から開始で、ワタシたちが通りかかったのはまだ10時頃だったんですがね・・・ちょっとなくなるの早すぎじゃないすか・・・。(^^;
そのままコースを進んで、こちら。
みんなの公園、という場所にたどり着きました。
ここでは、「へその町ファーマーズマーケット」が開催されていました。へその町、というのは、ここ江北町の位置が佐賀県のへそにあたるという理由でついたもの。

とりあえず、入ってみますか。
公園内にはいろいろと、地元農産品を売っているブースが出ていました。

娘がそろそろ、デザートが欲しそうな顔をしていましたんで、いろいろ物色したところ、手作りプリンを出しているブースが・・・。

脊振町で採卵養鶏を行っているという本間農園さんがブースを出していまして、農園のおかみさんが手作りした「おひさまプリン」(1個400円・税込)が出されていましたので、2個買い込んで2人で食べることにしました。
公園内で持参のレジャーシートを敷いて、座っていただきました。このプリンは本当に、卵の素材の味が生きていて、余計な味がしない、本当にやさしいプリンでしたね。おいしかったです。(^^;
で、先ほど「だいちの家」で買ってきていた、古代七穀米パンもここでいただくことにしました。
ふんわりと焼けていまして、とても風味のいいパンでした。こちらもおいしかったです。(^^;
ということで、ファーマーズマーケットで少しゆったりしたあとに、ゴールの肥前山口駅まで戻ってきました。
スタートしてわずかに1時間20分ほど、あっという間にウォーキング終わってしまいました。ここまで書いてきた内容ですんで、やっぱり消化不良感は否めません。
で、ゴールしたあとに、この日に駅の北口側にオープンしたばかりの、エキ・キタコンテナショップのほうに足を運んでみました。
町内外から飲食を中心に9つの店舗が出店しているということだったんですが、さすがにオープン初日ということで列のできているお店が多く、居場所ないな~ということで早々に退散しました。
消化不良ではあるんですが、もう移動するしかない状況でしたんで、取り急ぎ次の上り列車で移動を開始します。

肥前山口11時7分発、普通2850M列車鳥栖行き、佐世保車両センターの817系VN31編成2連でやってきました。

ここで初めて情報に気が付いたんですが、朝9時ごろに長崎線西諌早~喜々津間の踏切で人身事故が起こっていて、しばらく運転見合わせになっていたんですね。
この2850Mは肥前鹿島始発の列車のため、その見合わせに巻き込まれることはなかったんですが。
いろいろ考えた挙句、この2850Mでそのまま鳥栖まで抜けてしまうことにしました。長崎線内は特急を中心に大幅な遅れが予想されたので、さっさと鹿児島線エリアへ抜けたほうが得策と考えました。
佐賀駅でも、特急を待つ人の列ができていました。もちろん、佐世保線系統の特急も走ってはいましたのでね。

こちらは吉野ヶ里公園駅。
ここも過去にウォーキングで訪れたことのある駅ですね。
幸いに2850Mは定時で走り続け、11時48分、終点の鳥栖駅3番ホームに到着しました。
隣の2番ホームには、11時55分発の区間快速(大牟田まで快速)4325M列車八代行きの817系VT1506編成2連が停車中。
817系のロングシート化改造車も、本当に増えてきています。
ちょっとコンビニに用があったので、改札を出てきました。
こちらは鳥栖駅の駅舎。駅周辺の再開発をめぐる構想が二転三転しているなかで、歴史的建造物となっているこの駅舎の今後も、目の離せない状況が続いています。
駅の近くにはこちら。

鳥栖駅弁や、かしわうどんでおなじみ、鳥栖中央軒の本社です。
本社にも弁当を売っている売店があります。

ただ、娘はかしわうどんを食べたいと言い始めましたんで・・・。
乗車券を買って再び駅構内へ。
5・6番ホームにある、中央軒の売店にやってきました。
鳥栖駅の3本のホームすべてに本来は売店がありますが、現在はこの5・6番ホームのみ営業しています。

ワタシとしてはこのとき以来となる、かしわうどんをいただきます。
今年2月1日から、それまでの360円→390円へと値上げになっていますが、相変わらず安心していただけるお味ですね。
うどんをおいしくいただいたところで、あとは帰る道のりです。

鳥栖12時17分発、快速8232M列車小倉行き、813系RM106編成+RM3503編成+RM208編成の計9両での運転。6月30日までの季節運転で設定されている列車で、この日は竹下・スペースワールドに臨時停車するとアナウンスされていました。
なお、遅れていた長崎線からの鳥栖止まり普通2930M列車からの乗り継ぎ待ちで、8232Mの鳥栖発車は6分遅れとなりました。
竹下臨時停車の理由は、やはり「ららぽーと福岡」への送客。
写真は、きょうの「ららぽーと福岡」付近通過時の様子。車の列はそれほどでもなかったようですが、施設内には人がけっこういたようですし、竹下駅との間にはかなりの人が歩いていました。
で、竹下へは定刻6分延の12時49分に到着。
写真は人がかなり捌けてから撮ってますが、ホームには乗客もたくさん待っていましたし、下りの普通列車から降りた人たちもたくさんいました。
いや~あんな混雑見てしまうと、ららぽーとにはやはりしばらく行けないなぁと・・・。
8232Mを吉塚で降り、後続の普通列車に乗り継ぎます。
12時53分発、普通2156M列車福間行き、817系3000番台VM3007編成+3005編成の計6両で運転されていました。
やはり遅れの影響を受けて、吉塚到着時点で定刻8分延となっていました。
いろいろあって消化不良のまま終わった今回のウォーキングでした。
まぁこんなこともあるんですよね。
三連休最終日の5月5日はJR九州ウォーキングの開催はないので、何か別のことを考えようかなぁ・・・。
3年ぶりに運転となった「有田陶器市号」に乗れたのはよかったかな・・・先に書きましたが、陶器市自体にも今年は無理でしょうが、また行く機会を作ろうと思います。

このところハイペースで旅行記の更新をしていますが、今後もこのスタイルを続けるかどうかは、またじっくり考えていこうと思います。
<おわり>