(2022・5)
5月3日、三連休初日のこの日は、南荒尾駅スタート・長洲駅ゴールのJR九州ウォーキングに参戦してきました。
この南荒尾駅スタートのコース、実は3年前にも参加をしていました。今回はそのときとコース内容が若干変わり、少し短くなっての開催でした。
今回も小6娘とのウォーキング。天気もよくなりそうということで、気持ちよく歩けることを期待して出掛けました。

なお、ウォーキング部分についてはこちらも参照ください。
まずは地元・箱崎から7時3分発、普通2325M列車熊本行きに乗車。車両は415系Fo-1510編成4連でした。

今回は、ウォーキングのスタート駅まで乗り換えなしで行ける列車、ということで、奇をてらうことなく、そのまま乗っていくことにしました。
博多を過ぎて、こちらは竹下。
南福岡車両区竹下車両派出の留置線では、これから出番を迎える車両たちが待機している姿が見えていました。
「いさぶろう・しんぺい」「かわせみやませみ」や、「ゆふいんの森」、あるいは「ななつ星 in 九州」も・・・「ななつ星」は、入念に窓掃除をしているところでした。
南福岡にやってきました。
こちらでも、これから出番を迎える車両たちが待っている様子が見えました。

ここでは、787系「かもめ5号」の通過待ちで4分の停車です。
7時39分、2325Mは二日市に到着しました。
ここでは、3本の列車の通過を待ちます。

まずは、787系BM1編成「みどり1号」佐世保行きがやってきました。
この日は有田陶器市期間ということで、上有田に臨時停車する旨がアナウンスされていました。
続いてはこちら。
811系PM1編成快速「有田陶器市号」9933M列車早岐行きがやってきました。
この臨時快速も、有田陶器市開催シーズン恒例ですが・・・かつては415系がヘッドマークをつけて走っていたもんですけども、もうヘッドマークをつけた走行っていうのは見られないんでしょうかね。

このあと、快速1381M荒木行きの通過も待ちました。
2325Mは二日市には10分の停車となりました。
8時11分、2325Mは鳥栖を発車。
長崎本線が右へ分かれていきます。

実はあくる日に、肥前山口駅スタートのJR九州ウォーキング開催の予定がありましてね。あくる日はあちらの線路の方を行くことになるわけなんですが・・・。(笑)
まもなく筑後船小屋駅に到着しようというところ。
先日、このウォーキングのときにやってきたところでもあるんですが・・・。


右手に見えているタマスタ筑後、この日は2軍・ウエスタンリーグのホークスVSドラゴンズの試合が行われる予定になっていました。
2325Mをこの筑後船小屋で降りている人たちも見かけましたが、この試合を見に行くところだったのかな・・・にしてはちょっと早いかな・・・。
筑後の平野部では、こちらのような光景が。

まもなく麦秋、というところですね。
辺り一帯、黄金色に覆われる時期になりますね。
8時59分、2325Mは大牟田に到着。
ここでは6分の停車時間があります。
向こうに見える西鉄天神大牟田線のほうからの乗り継ぎもあるんでしょうか、ここでどっとお客さんが乗り込んできました。
9時13分、2325Mは南荒尾に着きました。箱崎から2時間10分というところですね。
ウォーキング参加の方々は、ここでどっと降りていきます。
もちろん、ワタシたちも、ですが。(笑)

先日の旅行記でも触れていた、黄色い駅名標、はい、やはり登場です。(^^;
南荒尾駅前に出てきました。
検温を済ませ、コースマップを受け取ってスタートです。

本当にいい天気になりましたね。
駅前を出て、国道389号を少し南へ下ったあと、ここ、蔵満踏切で鹿児島本線の線路を横断します。
ここから、海沿いの区間へ進むわけなんですが・・・。
踏切を渡ったところにある、こちらに立ち寄ってみることにしました。

荒尾干潟水鳥・湿地センター。
荒尾干潟の生き物を通して、その魅力を発信する拠点施設として、2019年夏にオープンしていました。前回ここを歩いたときはオープン前でして、今回が初訪問となりました。
干潟やそこに生きる生き物の関係の展示がさまざまされているんですが、なかでもこちら、干潟の環境を再現した水槽がありまして、実際の生き物がそこにいるという・・・。

写真の黄色く丸をしたところに、何かいるのが分かりますか?
こちら、トビハゼという、こうした干潟の泥層にいる生き物。ハゼ科の魚なんですが、泥の上を這いまわることで知られています。水中でなくても呼吸ができる能力を持っているそうで・・・。

この水槽にはムツゴロウもいるそうなんですが、係員さんによると「まだ寝てますね・・・」とのことで、姿を見ることは叶いませんでした。(^^;
さて、有明海・荒尾干潟の沿岸を歩くとしますか。

3年前にもここを歩いていますが、そのときはかなり暑かった記憶がありましてね。
日は当たってるんでそれなりに汗はかいたんですが、今回は本当に、空気が爽やかでしたね。
こちらは3年前にはなかったと思うんですが、荒尾市と長洲町の市町境の表示がされていました。
けっこうすぐに長洲町に入っちゃうんだなぁ・・・。(^^;
海岸沿いから離れて、こちらは長洲港の有明フェリー乗り場の近くです。
島原港へ向かうフェリーに乗船を希望する車の列ができていました。やはり連休中なんで、車も多いんでしょうね・・・。
さらにコースを進んで、こちら。
金魚と鯉の郷広場へやってきました。

こちらでは例年この時期、「長洲金魚まつり」が開催されています。もちろん、3年前のときも開催されていました。
ちょっと会場を覗いて行くことにしました。
会場内では売り物の金魚の展示が行われていました。
金魚、と一口で言ってもいろいろな種類があり、値段もピンからキリまであります。好きな人はここでいろいろ買って行かれてるようですが、我が家は飼うのが難しい(基本的に面倒を見れない)ので手は出しません。(^^;
で、そろそろお腹も空いてきていたので、こちらを。

3年前にここに来たときにも買っていたんですが、「長洲きゃあめし弁当」(1100円・税込)を仕入れてきました。
前回買ったときと比べて100円値上がりしていましたが・・・。

この「長洲きゃあめし弁当」は、長洲町旅館飲食店組合のオリジナル弁当。きゃあめし、というのは、アサリ貝の炊き込みご飯のことで、ご飯の上に載っているアサリ貝は、有明海産のアサリを酒蒸しにしたもの。おかずもイイダコをはじめ、地元・長洲産のものがメインとなっています。
炊き込みご飯にはアサリのダシが染みだして、柔らかいうまみを醸しています。よく見ると、小さく刻まれたニンジンは、地元の名物となっている金魚の形になってるんですよね。

前回いただいたときから、全体的に優しいお味で、よくまとまったお弁当、という印象でしたが、それは今回も変わりません。
同じものを同行の娘にも食べさせました。ちょいと好き嫌いがあるんでどうかなぁとは思ったんですが、どうにか全部食べてくれました。(^^;
金魚と鯉の郷広場をあとにしてさらにしばらく歩き、ゴールの長洲駅にたどり着きました。

いろいろ考えたんですが、今回はもう寄り道することなく帰路に就くことにしまして、改札を通ってホームへ・・・。
・・・その、ホームへ降りたところに、この列車が登場。

「SL人吉」ですね。
いや~全くのノーマークだったんですが、タイミングよく、この長洲駅通過のシーンに出くわしました。(^^;
ワタシたちは12時23分発、区間快速(大牟田から快速)4322M列車鳥栖行きに乗車することにしました。車両は815系NT12編成2連。
ウォーキングゴールした人たちが大挙して乗り込みましたんで、車内はあっという間に混雑・・・。
長洲の次の駅は、ウォーキングスタートの南荒尾駅。
再び、この黄色い駅名標とご対面です。

約2時間半かけて、この駅から長洲駅まで歩いて行ったわけですが、電車ではわずか3分ほどで着いてしまうんですね・・・やはり、電車という乗り物はすごいんだなぁと、改めて感じます。
こちらは、往路でも通った筑後船小屋駅。
4322Mは12時49分発だったんですが・・・タマスタ筑後でのファームの試合は13時プレイボールの予定でしたので、ちょうど試合開始直前、という時間帯だったんですね。
羽犬塚を出て西牟田のあたり、列車のスピードがガクンと落ちました。
どうやら、先ほど長洲で通過を見送った「SL人吉」が、ワタシたちの乗っている4322Mの前で若干遅れているようでした。

写真は、荒木駅にて。
4322Mを先に行かせるために運転停車している、「SL人吉」の姿が見えていました。(^^;
4322Mは、2分ほど遅れて久留米に到着。
ワタシたちはここで乗り換えをすることにしました。

跨線橋を渡ってこちらの列車へ。
久留米13時10分発、快速8234M列車小倉行き、813系RM3115編成+3001編成の計6両での運転です。
どちらも、もともとの編成番号に+2000となっていることでお分かりの通り、既に一部座席撤去を施行されている編成でした。
この8234Mは列車番号で分かるように、6月30日までの季節運転で設定されていまして、この日はスペースワールド駅への臨時停車を行うというアナウンスがされていました。
8234Mは定時で久留米を発車。

筑後川を渡っていきますが・・・河川敷にいる子供たちが、列車に向かって手を振っている姿が見えていました。見ていて可愛らしかったです。(^^;
こちらは途中の二日市駅。
ここでは、区間快速(博多→福間間快速)3236M列車小倉行きを待たせて、こちら8234Mが先に発車します。
3236Mの前3両は、RM3503編成、ここで小倉総合車両センター出場時の様子を紹介していますが、RM303編成に一部座席撤去+ワンマン対応化の改造が施された編成ですね。
8234Mを吉塚で下車しました。
地元の箱崎へはこちらの列車で。
吉塚13時53分発、普通2158M列車福間行き。811系PM104編成+PM6編成の計8両での運転、いずれもリニューアル非施行の編成でした。
ということで、今回は行って歩いて帰って、ということで、寄り道もしないで終了しました。あくる日もあるんで、あまり無理はしないでおいたということですね。
3年ぶりのこのコース参戦だったんですが、気温がそこまで高くはなく爽やかな空気のなか歩けたので、気分的には本当に楽だったですね。本当に歩くにはいい日和だったと思います。
帰路にまさかの「SL人吉」との遭遇がありました。ノーマークだったんですが、帰りの行程がもろに絡む時間帯だったんで、見ている方は面白かったです。

まだまだJR九州ウォーキング春編は続きますので、今後もなるべく旅行記で紹介できたらと思います。
書くほうはなかなかヘビーなんですがね。(^^;
<おわり>