Part1(2012・1)
2012年、新春一発目の旅行記になります。
今回は、2012年春のJRグループダイヤ改正概要の発表後ということで、ダイヤ改正で変化のある列車を中心に乗ったり撮ったりしようということで、計画を立てました。
諸々の事情で直前まで計画は流動しましたが、どうにか実現にこぎつけました。
1月6日夜。
仕事を終えたワタシは、そのまま博多駅へ。

JR博多シティがオープンして初めての冬、イルミネーションが駅前を彩りました。
ここ博多から、まずは新幹線で東へ。

20時ちょうど発、「のぞみ98号」博多始発名古屋行き。新大阪から先、名古屋までの最終列車となります。
この日はJR東海のN700系Z13編成16連での運転でした。
この列車では、10号車グリーン車に乗車。
N700系のグリーン車に乗るのは、もしかしなくてもこのとき以来かな。

編成中に3両あるグリーン車のうち、8・9号車はこの日、ツアーの団体客の乗車があるということで満席になっていましたが、こちら10号車はまったりした雰囲気・・・。
で、乗車後はさっそく「BARのぞみ」の開店。(笑)
博多駅内のコンビニで、写真のものを買い込んできました。仕事を終えてそのまま来たんで、晩飯ももちろんまだでしたが、それほどお腹も空いていなかったんで、太巻のお寿司だけ・・・。

乗車中には、オーディオサービスを楽しみながら、iモードでTwitterを覗いていました。とあるフォロワーさんが出張のために下りの新幹線に乗車中で、岡山付近ですれ違っていたりとか・・・。(笑)
「のぞみ98号」は、定刻に新大阪に到着。
ワタシはここで下車します。

新幹線ホームから降りて、乗り換え改札へ向けてコンコースを移動。
駅は工事中で、だいぶ以前とは様子が変わっていました。
新大阪からは、野洲発網干行き新快速3537M列車で、大阪まで一駅移動。
車両は、網干総合車両所の223系の12両編成。新型・225系がすでにデビューしていますが、この区間の新快速の大多数はやはりこの223系での運転です。
さて、ここ大阪からは、3月のダイヤ改正で定期列車としては消滅することが決まっている、急行「きたぐに」に乗車します。

大阪始発新潟行き、501M列車「きたぐに」は、23時27分発。北陸特急用ホームである11番ホームからの発車です。

23時3分、京都総合運転所の583系B6編成10連が、多くの見物客に見守られながら入線してきました。

583系は、かつての国鉄が昼夜兼用で使用できる車両として開発した特急形電車。昼は座席、夜は寝台、実に合理的な車両だったんですねぇ。

その583系も、定期列車はいまやこの「きたぐに」を残すのみ。
それが、いよいよ臨時化されるわけで・・・。
ワタシ自身、「きたぐに」に乗車するのはこのとき以来ということになりますが、今回も乗車するのはグリーン車。
この日、もちろんグリーン車は満員御礼。写真ではまだ空席が見られますが、このあと続々と乗客が乗り込んできました。

大阪入線から乗車中の様子を、動画にしています。(新しいウインドウが開きます)
http://www.youtube.com/watch?v=rcFn-tgIkTs
京都を出ると、列車は東海道線を米原まで走り、そのあとは北陸線をひた走ります。
車内放送は京都発車のあと、明朝まで休止の案内。
グリーン車内も減灯となりました。

途中、敦賀でのデッドセクション(交直電源境界)通過時に目が覚め、次に目が覚めると、列車は金沢に到着していました。
ちょっとホームへ降りてみましたが・・・こんな時間にも関わらず、列車の乗客以外にホームに撮影者がいたのにびっくり!(笑)
次に目が覚めると、富山・新潟の県境付近でした。
糸魚川を出てから、2度目のデッドセクション通過。

「きたぐに」は5時56分、直江津に到着。
前回の乗車時と同様、今回もワタシはここで下車しました。
今回も、開店したばかりのキヨスクで、飲食物の調達を忘れずに・・・。

JR東日本管内に入ってきました。
ここからは、普通列車で移動です。
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