Part1(2006・3)
今回は、「青春18きっぷ」を使っての未乗線乗りつぶしがメーンとなります。
私の未乗線の多くが東北地域を中心にしたJR東日本管内に多く残る形になったことから、それらの未乗線をなるべく多く乗ってしまおうということを念頭に、行程を組みました。
その前に、手元にあった特急回数券「2枚きっぷ」に期限切れ間近のものがあったことから、それを使って九州内の列車にまず乗ることにしたんですが・・・。
3月11日朝、黒崎駅。
「ソニック7号」大分行きに乗ります。車両は885系「白いソニック」SM10編成6連。

すでに、「白いソニック」も登場から5年になります。もうそんなになるのか、というのが率直なところですけどね。
春の日差しのなか、列車は日豊線を南下していきます。

豊前松江付近、海の向こうには豊前火力発電所があります。
杵築付近。

駅の横に、梅の木。
白梅が、今を盛りと咲き誇っています。

九州は、すっかり春です。

そして・・・。
杵築で梅の花を見てから17分後、列車は早くも、国道10号の別府〜大分間、通称・別大国道沿いの区間を走っていました。
「ソニック7号」は定刻より若干遅れて、大分駅1番ホームに到着。

時刻はお昼より少し前ですが、少し早めの昼食にすることにしました。
大分にはここ最近、来る機会もけっこう多いんですが、その大分で、私がよく入るお店といえば・・・。
・・・もちろん、ここ。
「カレーヤ」駅前店です。

大分駅のすぐ前にあるという立地もあるんですが、なんといっても、普通盛りのカレーを頼んでも、他の店なら「大盛り」と言われても不思議に思わない量が出てくるのが、なんともいえません。
写真はカツカレーなんですが、カツも揚げたてで出してくれるのがうれしかったり。

そのうち、カレー以外のメニューも試してみたいと思いますが・・・やっぱり破格なんだろうなぁ・・・。(笑)
駅構内に戻ってきました。

大分駅構内には、保留車となった電気機関車が。
写真は、昨年3月以来保留車となっているED76-61。この61号機と、ED76-87、EF81-413が留置されていました。

一方、長らく保存されてきたEF30-3ですが、この日現在、重機による解体作業が続いていました・・・。
ここ大分からですが、豊肥本線を走破する行程になります。

別府発熊本経由人吉行き、特急「九州横断特急3号」に乗車します。
キハ185系の2両編成。先頭は「九州横断特急」カラーの車両ですが、私が乗車する後ろの車両(指定席)は、「ゆふ」仕様の車両でした。
しかしながら、内装は両者とも同様に木目調の内装に改められていましたので、乗っている分には差異はないですね。
列車は大分から豊肥線に入り、阿蘇方面へ向けて高度を上げていきます。

その途中には、やはりこうして梅が咲き誇っているところもありまして、春が来たんだなぁということが実感できました。
列車は、九州内でもっとも高いところにある駅・波野を過ぎて、阿蘇外輪山の内側に入ってきました。
左手には阿蘇五岳の山々が見えています。現在の阿蘇の火山活動の中心になっているのは中岳であり、時折噴煙を上げる姿も見られるわけですが、この日は噴煙を見ることはありませんでした。
宮地に到着。

ここは昨年8月まで、「SLあそBOY」の終点だったところ。構内には現在も、SLの方向転換に不可欠な転車台が残っています。
この転車台がその機能を再び発揮する日は、果たして来るのでしょうか?
14時3分、列車はスイッチバックの駅・立野へ。

立野駅ホームには、1ヶ所だけ国鉄時代のままの駅名標が残っていますが、そこには、現在第三セクターの南阿蘇鉄道が運行している高森線長陽駅の名も記されていました。
「九州横断特急3号」は結局、定刻の14時49分に、熊本駅0番Bホームに到着。

ここからは、787系BM106編成4連で運転の「有明22号」小倉行きに乗り継ぎ、北九州へ戻ります。
そして、その日の夜。

私は、小倉駅新幹線ホームにやってきました。

13番ホームから20時23分発、「のぞみ500号」新大阪行きに乗車し、いよいよ東へ向かいます。
車両は、世界最速・営業最高速度300km/hを誇る500系のトップナンバーW1編成16連。
私にとって500系に乗車するのは、1年3ヶ月ぶり。「のぞみ」に乗ることはあっても、最近はその多くが700系で走っていますので、そちらに乗ることがどうしても多くなりますね。

しかも、この500系自体、現在試作車での試験走行が続いている次世代車両・N700系の営業運転が始まると、その役割が大きく変化するだろうと思われます。
今回乗車する500系の先行試作車・W1編成の落成から10年が経ちましたが、車両技術の進歩が、「近未来形」ともいわれたこの500系を早くも後景に追いやろうとしているわけで、なんともはや・・・という感じであります。
「のぞみ500号」に乗車し、買い込んできた駅弁で夕食にします。

「博多鶏めし弁当」(750円)。
その名のとおりの鶏めしに、おかずがついたものです。
九州北部地域で鶏を使った駅弁といえば、折尾駅弁に代表されるいわゆる「かしわめし」スタイルが主流で、こうした鶏めしスタイルのお弁当というのはあまり多くありません。
暗闇のなか、列車は時速300kmで突き進んでいきます。

この時間の列車ということで、お客さんの数も少なく、外は驚速の世界ながら、車内はまったりモード、という感じでした。
広島、岡山、新神戸に停車し、「のぞみ500号」は22時29分、終点の新大阪に到着しました。

すでに、新大阪から上り方面へ向かう新幹線の運転はすべて終了していました。「のぞみ500号」の到着ホームは、主に山陽〜東海道区間へ直通する上り列車が使用する26番ホームですが、その発車案内にも、「新大阪止」の列車の案内がずらりと並んでおりました。
新大阪からは、下りの新快速電車に乗り、大阪駅へ。

ここ大阪から、こちらの列車に乗って、さらに東を目指します。

私自身初めての乗車となる、23時27分発、急行「きたぐに」新潟行き。
発車の24分前、23時3分に、11番ホームに入線してきました。

「きたぐに」には以前から何度か乗ろうとして、天候の悪化であきらめたりなど、いろいろあって乗る機会を逸していたんですが、やっと今回、乗れることになりました。

車両は、京都総合運転所に所属する寝台電車583系10両編成。
塗色こそJR西日本の標準的な塗り分けに改められていますが、この車両の持つ独特の重厚感はたまりませんね。
自由席となる1〜4号車のあたりには、けっこう早くから列ができていました。大阪から米原・長浜方面への最終列車を兼ねている関係もあるのでしょうか。

列車は大阪を出ると、新大阪、京都、大津、米原と東海道線を走り、その先、北陸本線に進み、夜通し走っていきます。
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