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Part3(2019・12~2020・1)
2020年1月1日の朝を迎えました。
旅の途中で年越しを迎えるなんて、ほんといつ以来だろう・・・。

元日なんですが、早朝から羽田に行きたいと思っていまして・・・。
調べてみたら、武蔵小杉駅前から羽田空港への直行バスの初発便が、5時25分に横須賀線口を発車するということでしたので、それに乗車することにしまして、朝4時過ぎに起床しました。

武蔵小杉駅~羽田空港の連絡バスは、京急バスと東急バスの共同運行になっていますが、この武蔵小杉初発便は東急バスでの運行でした。
定刻の6時30分より5分早着で、終点の羽田空港国内線第1ターミナル前に到着しました。
さっそく、第1ターミナルの展望デッキへ。
さすがに元旦ということで、初日の出を展望デッキから見ようというツアー企画があってたようでした。
多くのお客さんが早朝からデッキに詰め掛けているなか、ワタシはA滑走路(RWY34L)へ降りてくる旅客機を狙っていました。

そこへ、バンコク(スワンナプーム)からTG682便でやってきた、タイ国際航空のジャンボ・HS-TGZが到着。
予報に反して雲が多く、富士山の姿がかろうじて見えるくらいの状態でしたが、どうにかジャンボと富士山の絡みを撮ることができました。
第1ターミナルのなかで見かけたもの・・・。

こちら、正月の大きなイベントでもある箱根駅伝のPRコーナー。
出場する各大学のたすきのレプリカが飾られておりました。
こちらも、第1ターミナルにて。

元旦ということで、航空各社が羽田から初日の出フライトを運航しておりました。
こちら、GALAXY HALLでは、スターフライヤーの初日の出フライトのアフターパーティーが予定されているようで、準備が行われていました。
そっかぁ、アフターパーティーなんてあるんですね。(^^;
このあと、第2ターミナル→国際線ターミナルと移動しながら飛行機撮影に勤しんでおりました。

国際線ターミナルの展望デッキで撮っていて、ちょいと喉が渇いたなぁと、こちらのお店へ。
「EXPASA Cafe 羽田」。NEXCO中日本管内のサービスエリアなどで飲食店を展開している会社が、高速道路以外で初めて出したお店として知られていますが、ここで写真のものを。
すんません、午前中からビールでかんぱーい!(^o^)/

このお店は、スマホ充電ができるスポットでもありますので、しっかり活用させていただきました。
HNDでの撮影はお昼前で切り上げました。

ここからですが、また行き当たりばったりで乗り鉄移動。

京急の羽田空港国際線ターミナル駅へ。
写真左、羽田空港国際線ターミナル11時13分発、羽田空港発印旛日本医大行き快特1125N列車。車両は北総の7500形7503F8連でした。
快特なので、京急蒲田に停まったら次は品川。
さらにその次、都営浅草線との境界駅となる泉岳寺で1125Nを下車しました。

泉岳寺で下車したワタシの目の前で展開されていたのが、この並び。
都営浅草線の新型車両である5500形の並び。左5505F、右が5502F。
歌舞伎顔なんて呼ばれてるそうですが、なかなか面白いデザインですよね。
泉岳寺からは、こちらに乗り換え。
泉岳寺11時35分発、三崎口から快特でやってきた1069H高砂行き、1500形1707F8連。この先は各駅停車となります。

「どこまで乗ろうかな~」とか思っていたんですが、そういえばお昼時だなぁ・・・。
ということで、11時44分着の東銀座で下車しました。

そこから、てくてく歩いていきました。
こちらは歌舞伎座の前。元日はお休みで、翌2日から初春大歌舞伎、という看板が出ていました。
さらに進んで、こちらへ。

築地へやってきました。
築地市場はご存知のように、新たに開場した豊洲市場に役割を譲ったんですが、築地場外にはまだまだ美味しい海の幸を味わえるお店が多く残り、この元日も外国の方を含め多くの観光客で賑わっていました。
せっかく築地に来たんだから、なんか食べよう、ということで、お店を物色。
こちら「まるきた」1号店に入ってみることにしました。
いろいろとメニューが表示されているなか、ワタシが選んだのが・・・。
・・・こちらの贅沢四種盛り丼。(3080円・税込)

メインはマグロのカマトロ。ウニ、イクラや、カンパチの切り身も載っています。
こちらでも書きましたが、とにかく、カマトロの脂がすごい! 舌の上でたちどころに消えていってしまいました・・・。
普段なかなか食べられないカマトロをいただけて、大満足!(^o^)/
食事を終えたワタシ。
あることを思い出し、こちらの路線へ。

都営大江戸線築地市場駅にやってきました。
12時32分発、都庁前発光が丘行き1104B列車に乗車。12-000形12-481F8連でやってきました。
大江戸線に乗るのもこれまた久々ですよね~。
1104Bを六本木で下車しました。
地上に出て、やってきたのは六本木ヒルズ。

ここ森タワーの上の方で、何かやってるらしいというので来てみました。
それが、こちら。

森タワー52階の森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーで開催されていた、特別展「天空ノ鉄道物語」です。
JR7社をはじめ鉄道事業者の全面協力のもと、各種史料などの展示が行われているとのことで・・・。
入場券に付属の硬券には、このあと入場時に日付スタンプを入れるアトラクションもありました。
特別展の入り口はこんな感じで、1964年頃の上野駅中央改札の雰囲気を再現したものとのこと。
この、吊り下げ式の発車案内板、ワタシも地方の駅で残っていたのを見たことがありますが、ターミナル駅でのこれはさぞかし壮観だったんだろうなぁと。
今回のこの特別展で、注目されたのがこちら。

あの、「トワイライトエクスプレス」の雰囲気を再現したモックアップ。
車体は糸魚川産の杉の木で造られています。

車内には、最後尾スイートのソファセットや、食堂車の内装などが再現されています。
食堂車はワタシ自身、「トワイライト~」の現役当時に利用したことがありますが、本当に懐かしいですよね。1回の乗車で2度3度と利用したのもいい思い出です。

このモックアップですが、この特別展が終わった後は糸魚川駅構内に移されて展示される予定のものとか。今回はこの特別展で先行展示、ということなのだそうです。この特別展では車内への立ち入りはできませんでしたが、糸魚川移設後には立ち入りもできるようになる予定とか。
さらに、糸魚川移設後は、この食堂車のセッティングで、糸魚川市内の飲食店が提供する日本海の海の幸など、おいしい食事を味わえるようにする予定もあるのだとか。
どんなふうになるんだろう・・・機会があったら訪ねてみたいですね。
52階の展望スペースも展示会場の一部になっていましたので、こうした景色も眺めてきました。
こちらは新宿方面の眺め。手前には、新しい国立競技場の屋根も見えていますね。
さすが東京だよなぁ、この眺め・・・。
ひとしきり展示を楽しんで、また移動開始です。

今度は日比谷線の六本木駅にやってきました。
六本木13時59分発、中目黒始発北千住行き1303T列車。日比谷線内完結の列車ではありますが、東武20000系21855F8連での運転。
あぁ、まだ5ドア車っていたんですね。(^^;
1303Tは14時25分に上野に到着。

そういえば、日比谷線の新型の13000系って見れないのかな~と思って、降りたあとに1本待ってみたら、来ましたよ。(笑)
上野14時30分発、1312S列車東武動物公園行き。13000系13041F7連がやってきました。
行先表示がしっかり、駅ナンバリングにも対応してますね。さすが新型だ・・・。
地上に上がってきました。
上野駅の中央改札前。こんなあか抜けた雰囲気になってしばらく経つんですが、以前のちょっと薄暗い空間のほうが見慣れてるもんで、いまだに慣れませんね。(^^;
改札を入ってみると・・・。

地平15番ホームに651系1000番台OM201編成7連が停まっていました。長野原草津口から「草津32号」で到着した編成のようでしたが。

外板が雨だれでかなり汚れているのが気になりました。
この編成も、常磐特急から撤退して現在は高崎・上越線系統を職場にしているわけですが、なんか不遇な印象がありますねぇ。
上野からはこちらに乗って、西日暮里へ。
上野14時43分発、山手線内回り1400G列車。E235系トウ42編成での運転でした。
山手線の車両置き換えもいよいよ終盤で、E231系500番台の中央・総武緩行線への転用も進んでいます。ワタシはまだまだ山手線といえば205系の印象が強いもんで、本当に隔世の感がします。ワタシが東京を離れた翌年にE231-500の山手線投入が始まってますから、それだけの年月が流れた、ということなんですが。

西日暮里では、駅構内に充電設備のあるカフェを見つけまして、そこでしばらくスマホを充電しながら過ごしました。
西日暮里15時57分発、E235系トウ21編成で運転の山手線内回り1566G列車に乗って、新宿までやってきました。

新南口から外へ出てみました。
このあたりの景色も久々に見ますねぇ。

このあと、ここから少し歩いてみることに。
こちら。
小田急新宿~南新宿間にある新宿2号踏切へ行ってみました。
以前、ここでロマンスカーなどの小田急車両をいろいろ撮影してたことがありまして、久々に来てみたわけで。

短時間の滞在でしたが、30000形EXEで運転の「えのしま9号」を撮影。
このEXEもリニューアルが進んでるということで、ブロンズのこのカラーリングももう見られなくなりますねぇ。
さらに歩いて、こちらへ。
少し前に、テレビで紹介されていた踏切です。

ここは、代々木駅からほど近い、山手貨物線の青山街道踏切。
N'EX、埼京線、湘南新宿ライン、そして今回、相鉄からの直通列車がここを通ることになったわけで、「開かずの踏切」になっているというのが、テレビで取り上げられているのを見かけましてね。

さすがに元日のこの時間で、そうした状況は見かけませんでしたが、平日の朝方などはかなり大変なことになっているようで。
ここを立体化するとなると、かなり大変なようにも思いますが。
さらに歩いて、タイムズスクエアのほうへやってきました。

上空に月が上るなか、こんな夜景を。

あぁ、ここは新宿なんですね。
さて、ここからさらに移動します。

新宿17時14分発、中野始発津田沼行き1796B列車。E231系ミツB26編成での運転です。
この編成、かつて5号車に連結されていた6ドアのサハE230形は外されているようですね。

元日のこの日、国立競技場ではサッカーの天皇杯(全日本選手権)決勝が行われていまして、ちょうど試合が終わったのか、千駄ヶ谷や信濃町からはその観戦帰りとみられるお客さんがたくさん乗ってきていました。
1796Bを秋葉原で降り、そこからは秋葉原17時36分発、山手線外回り1725G列車に乗りました。車両はE235系トウ10編成。

17時40分、東京に着きました。
ここで下車したワタシが向かった場所、それは・・・。
・・・こちら。
東京駅八重洲北口に近いエリアにある北町ダイニング、そのなかにある「いろり庵」北町ダイニング店です。

おいしい日本酒を呑みたいな~と思いましてね。調べてみたら、このあたりにいくつかそういうお店があるということで来てみたんですが、元日の短縮営業のあおりで、どうにか入れた一軒がこの「いろり庵」でした。
この「いろり庵」は、豊富なラインナップの日本酒と更科そばがウリのお店ということで、まずはおそばをいただきましょう。
とろろそば(820円・税込)。そしてお酒は、北海道の「二世古」辛口吟風(930円・同)。
おそばにはそば湯までついていました。さすがですね。
お次はこちら。

鴨のたまり漬け(750円・税込)と、「高清水」純米酒(870円・同)。
こちらでも書いたんですが、この鴨のたまり漬けがですね~、とてもうまかったんですよ。しっかり醤油の味がしみた鴨肉に、添えられた柚子胡椒がとても良く合ってました。
「二世古」も「高清水」も、九州の酒屋ではなかなかお目にかかれない銘柄なんですが、いいお酒でしたよ。
そうしているうちに、嫁さんとちびさんたちが東京駅に着いたという連絡がありましたんで、出迎えにいきました。
嫁さんと子供たちは、元日またも東京ディズニーリゾートへ行っていたんですよね。ほんと好きやのう~。(笑)

ちびさんたちが、東京駅の丸の内口レンガ駅舎を見たいと言いだしましたんで、外へ出てみました。
ライトアップ、やっぱりきれいですね~。
ここからですが、宿へ戻ることにしまして、こちらの列車へ。

東京19時37分発、東京始発で大船へ向かう1969S列車。使用車両のE217系15両は、錦糸町方面から回1968F列車として到着しました。ワタシたちが乗車したのは付属のY-107編成。

19時55分、東京駅からわずか18分で、1969Sは武蔵小杉に到着。
ほんと、近くなりましたね~。
嫁さんとちびさんたちは、晩飯がまだということでしたので、宿のレストランに入りました。

ワタシはひとしきり食べてはいるんですが、お酒は呑みたかったので、こちらのチーズの盛り合わせと、赤ワインを注文。(笑)
あーチーズおいしい・・・ほんと、赤ワインとチーズって合うんですよね。(^^;

旅も3日終了。あとは、帰る行程となります。
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