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Part2(2019・3) | |
新大阪からは、次の目的地へ。 神戸発米原行き(高槻から普通)740T列車に乗車。ワタシたちが乗車したのは223系2000番台V59編成。 途中、吹田総合車両所京都支所(かつての向日町運転所)の横を通りかかります。 交直流電車の683系から直流専用化された289系の「くろしお」用編成が休んでいるのが見えていました。 10時35分、列車は京都に到着しました。 ここからさらに乗り継ぐわけですが・・・。 |
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やってきたのは、山陰線(嵯峨野線)のホーム。 ここにやってくるのも随分と久々なんですよねぇ~。 33番ホームに停まっていたのは、10時42分発、亀岡行き1235M列車。221系の8両編成が待っていました。 ワタシたちと同じ目的の人たちも多そうで、列車はかなり混雑していました。 |
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そして、ワタシたちは1駅で下車。 ここは、3月16日ダイヤ改正で開業の運びとなった新駅・梅小路京都西。梅小路公園に隣接する場所に、待望の新駅がオープンしました。 ワタシたちと同じ目的の人たちは、ここで一斉に列車を降りていきますね。(笑) |
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そして、ワタシたちの目的地はこちら。 そう、京都鉄道博物館です。 梅小路蒸気機関車館と、かつて大阪・弁天町にあった交通科学博物館をベースに、2016年4月にオープンした京都鉄博。まもなく3年になろうとするわけですが、懸案だった訪問がようやく叶いました。 アニメ「シンカリオン」にはまっているウチのちびっ子たちにとって、ここは「超進化研究所京都支部」。やはり来たくてしょうがなかったようです。 |
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入場券を購入してゲートを入ります。 さっそくこれですよ・・・エントランス付近に、懐かしの0系大窓車がいますもんねぇ。交通科学博物館にいたやつですね。 このエリアには、C62-26や、湘南電車80系が並んでいて、なんだかこれだけでもすごいなぁと思ってしまうんですが・・・。 |
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・・・それにとどまらず、こちらも。 こちらはブルートレインの始祖・20系の食堂車、ナシ20-24。こちらも、交通科学博物館からの移転組ですね。 弁天町のときもそうだったんですが、ここ京都でも、このナシ20は車内で食堂営業してるんですよね~。 |
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ということで、お昼には少し早いんですが。 お弁当を買っていただくことにしました。 ちびっ子たちは2人とも、こちらの「シンカリオンランチBOX」(1400円・税込)を食べたいと言い出したんで、せっかくの機会だからと奮発してしまいました。(笑) 内容的にはなかなかよさげでしたね。関西らしく、たこ焼きなんかも入っていました。 |
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さて、見学を続けましょうか。 本館中央部の展示。左から500系W1編成の521-1、583系のクハネ581-35、489系のクハ489-1。 日本で初めての300km/h営業運転を実現した500系先行試作車の展示というのは、やはりここのメインですよねぇ。国鉄型特急電車の先頭車の展示も、適切な配置だと思います。 |
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そして、ここは何と言っても、梅小路蒸気機関車館から発展してできた博物館。生きているSLの常設展示というのは、大きなウリだと思いますね。 この日の「SLスチーム号」の牽引は、スワローエンゼル・C62-2。せっかくなんで、ちびっ子2人を連れて乗ってみました。 SLで動く列車に乗車するのは、ちびっ子2人とも初めて。SL独特の息遣いをライブで感じて、2人ともとても興奮している様子でした。 |
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京都鉄博の見学を終え、ワタシたちは京都駅に戻ってきました。 京都駅前にはこちら、京都タワー。 ちびっ子2人に「上ってみるか?」と尋ねてみると、間髪入れず「上がる!」という返事。 では、と上ってみることにしました。 京都盆地の風景を360度パノラマで眼下に見下ろす、京都タワーの展望室。 ちびっ子たちは双眼鏡であちこち眺めていました。そう、ここでは双眼鏡が無料で使えるんですよね。だいたい、こういうところだと有料で時間制限付きってのが一般的なんですが。 |
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京都タワーの見学を終え、そのまま京都駅へ。 再び、大阪を目指します。 ここは新快速に乗車。14時45分発、近江塩津から琵琶湖線回りでやってきた3275M列車姫路行き12両編成、ワタシたちは前側8両の223系2000番台W20編成に乗車しました。 京都から大阪までわずか28分。相変わらずの飛ばしぶりですよね。 |
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さて、お次ですが、大阪駅で大阪環状線ホームへ移動。 15時18分発の環状線内回り1463列車に乗車。323系LS12編成8連でした。 やはり、環状線の新型である323系には乗っておきたいと思いましてね。形態的には、少し前に広島地区に投入された227系をロングシートにして長編成化した、という感じに見えなくもないんですが。 内回りで、天王寺まで乗車しました。 ここからは、また高いところへ・・・。 |
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・・・そうです、あべのハルカス。 いつも、新幹線車内から遠景を眺めるだけだったわけですが、今回は日本で最も高い地上300mのこのビルに、上ってみることにしました。 2014年3月に全面開業したこのあべのハルカス。ワタシが以前、天王寺に降り立った10年前(2009年)には着工すらしていませんでした。 目の前にしてみると、やはり高いなぁ~と。 |
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そして、60階の「天上回廊」から眺める景色がこれ。 いや~下に見える街並みが、本当におもちゃのように感じますね。 それまで日本一高いビルだった、横浜ランドマークタワーの高さをわずか4mですが上回り、しかもこんな街のど真ん中に、新しい高層ビルを敷地にゆとりがないなかで建ててしまったことには、本当にすごいの一言ですよね。 |
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そろそろ、帰路につくことにしましょうかねぇ。 大阪までは、また環状線内回りに乗車。16時20分発、3428列車(大阪から大和路快速3428K列車)奈良行き、奈良電車区の221系NC607編成6連での運転でした。 途中、吹田総合車両所森ノ宮支所の横を通過していきます。 かつて、103系、そして201系と、大阪環状線を走るオレンジバーミリオンの電車が多数在籍したところですが、それも323系に置き換わり、すっかり様変わりした感がありますね。 |
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大阪からは、JR京都線で新大阪へ。 16時47分発、新三田発高槻行き1182B列車。207系の7両編成で、ワタシたちは前4両の1000番台T8編成に乗車です。 ほどなく、新大阪に到着しました。 207系に乗るのも、かなり久々な気がします。このあたりの各駅停車だと、直近は321系に乗る機会のほうが多かったかなぁと。 |
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新大阪駅に着いて、自宅へのお土産を買ったり、帰りの車内で食べる晩飯の調達をしたりして、新幹線20番ホームへやってきました。 ここからの乗車は、新大阪始発鹿児島中央行き「さくら569号」。車両はN700系8000番台R5編成。久々に九州車への乗車となりました。 車両は、鹿児島中央からの「さくら558号」として17時48分に到着。折り返し整備を済ませて20分後の18時8分には発車となります。ホーム運用の都合ではありますが、なかなかに慌ただしいですよね。 |
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乗車後の車内では、さっそく晩飯開始! 新大阪駅で買いこんできた柿の葉寿司をいただきながら、ビールを一杯。駅で購入したビールは、東海キヨスクだけあって静岡の絵柄のデザイン缶でした。(^^; |
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「さくら」ですので、列車はけっこう停まりながらの西行。 新神戸に続いて姫路に停車です。 駅進入直前、右手にちらっと姫路城の天守閣が見えました。 姫路にはワタシ自身ももう25年くらい降り立ってないもんで、久々に訪ねてみたいんですけどもね。 |
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岡山、福山と停車し、19時42分、広島に到着。 「さくら569号」はここで、後から新大阪を発車した「みずほ619号」鹿児島中央行きに追い抜かれるダイヤになっていました。 「みずほ619号」は、西日本車のN700系7000番台S14編成での運転でした。 「みずほ」の発車から4分後、こちらも後を追うように発車します。 |
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こちらはまもなく徳山、というところ。 このあたりといえば、やはりこのコンビナート夜景ですよね。 今時のカメラ、それもスマホカメラは優秀で、こういう夜景もきれいに写しとめてくれます。以前はこういかなくて、ブレまくってしまってろくな写真にならなかったんですけどもね・・・。 徳山の次は小倉に停車。 もう最終コースです。 |
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20時58分、「さくら569号」は博多駅に到着。 ワタシたちはここで下車です。 このまま乗っていると鹿児島中央まで連れて行かれてしまうので、さっさと降りなければ、ですね。 博多駅では在来線ホームへ移動し、21時8分発、荒木発門司港行き2348M列車で箱崎へ向かいます。7両編成の後ろ4両は、811系1500番台のPM1512編成でした。 箱崎では、今回の旅に不参加だった嫁さんが、クルマで迎えに来てくれていました。ちびっ子たちはさっそく、旅であったいろんなことを、機関銃のように嫁さんに報告していました。(^^; |
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ということで、旅はあっという間に終焉を迎えました。 今回、初めてワタシ一人でちびっ子2人を連れての泊りがけ旅行になりました。以前から日帰りでは出かけてたんでなんとかなるのかなと思っていましたが、やはりちびっ子たちはしっかりとついてきてくれ、特にお姉ちゃんの小2娘が、下の娘のお守りもしてくれて、無事に旅を終えられたのは収穫だったなぁと。 そして、ワタシ自身のJR旅客営業路線全線完乗のタイトルは、とりあえず無事回復となりましたが、今度は11月30日に相鉄・JR直通線の開業が決まり、武蔵小杉~羽沢横浜国大間には確実に乗車しなければならなくなりました。 年内に行けるかなぁ・・・できるだけ早く行きたいよねぇ・・・。 そう、このチャレンジには、終わりがないのです。 |
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<おわり> |