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Part5(2005・12) | |
草津発車時点では立っているお客さんもかなりいるような状態でしたが、さすがに終点が近くなって、5364Mの車内は空いてきました。 17時34分、若干遅れて5364Mは終点・柘植に到着。 これで草津線も完乗です。 到着した車両は、そのまま5377M列車として草津へと折り返していきました。 |
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さて、ここ柘植駅からは既乗の路線に乗車し、次なる未乗路線へと向かうんですが・・・。 ここ柘植駅の構内にも、雪が。 ホームで次の列車を待っていましたが、とにかく寒い! ホームには待合室がありましたが、暖房などという気の利いたものはありません。 ホームには次の列車の案内表示がありました。 この2番ホームは、私が次に乗車する関西線亀山方面行きのホーム。 私が乗車する予定の列車は、17時59分発亀山行き250D列車なんですが、表示されているのは、所定ではその次にやってくる18時11分発、急行「かすが」名古屋行きの表示に・・・おやおや?? |
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・・・しかしながら、やってきたのは250Dのほうでした。 車両は、亀山鉄道部のキハ120形2両編成。 やはり、雪によるダイヤの乱れの影響か、到着は定刻より8分ほど遅れていました。 |
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列車は柘植を出て、「加太越え」の区間を進みます。 このあたりも、雪が積もっていますね。 列車の窓から漏れる灯りが、外の雪を照らしていました。 |
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18時30分、列車はほぼそのままの遅れで終点・亀山に着きました。 ようやく、JR東海のエリアに到達しました。 そして、目を駅舎横の1番ホームへ転じると・・・。 |
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・・・そこには、キハ75系気動車の2両編成が入線。 写真では分かりませんが、実は車両の行先表示に「急行かすが 名古屋」の表示が出ておりました。 雪によるダイヤの乱れの影響で、きょう午前中に名古屋から奈良へ向かった急行「かすが」201D列車は、どうやら亀山で運転打ち切りになっていた模様。 それで、上りの名古屋行きは亀山始発での運転ということになったようです。 奇しくもこの日、急行「かすが」については2006年3月18日ダイヤ改正での廃止が発表されました。 |
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そして、ワタシが次に乗る列車は、亀山18時42分発、951C列車鳥羽行き。 折り返しとなる940D列車はJR東海伊勢車両区のキハ11形3両編成でやってきましたが、ここ亀山で1両を切り離し、2両編成となりました。 実は、キハ11形には今回が初乗車となりました。 |
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951C列車は、名古屋方面からの接続列車を待ったため、4分ほどの遅れで亀山を発車し、紀勢線を進みます。 考えてみたら、今朝ほど乗った和歌山〜和歌山市間は、紀勢線の西方の端。亀山というのは、その紀勢線の東方の端になりますね・・・。 下庄、一身田と停車し、列車は県庁所在地の津へ。 昨夏にも通ってますが、JRと近鉄の併設駅ですね。 |
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さらに進み、松阪を経て多気まで来ました。 列車はここから紀勢線を離れ、参宮線に進みます。 参宮線も、ワタシが未乗のまま残していた路線でした。 |
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すっかり暗闇となった中を列車は進んで行きます。 この参宮線という路線は、その名が示すとおり伊勢神宮への参詣路線として整備が始まった路線。1911年に鳥羽までの区間が全通し、往時には各地からの参詣列車が多数やってきていたこのあたりですが、現在は大阪、京都、名古屋方面から特急を走らせている近鉄に、JR線は水をあけられた状態になっているようですね。 列車は伊勢市に到着。 951Cのほうが、さらに1両切り離して単行運転になるべく準備をしていると・・・。 |
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向かい側のホームには、名古屋からの快速「みえ19号」が遅れて到着。 951Cは、この「みえ19号」からの接続をとっての発車となりました。 |
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伊勢市を出た列車は、さらに暗闇の中を走ります。 臨時駅の池の浦シーサイドを通過する頃。 列車の左手には鳥羽湾が見えてくる頃ですが、この暗闇、海の表情など判別できるはずもありませんね。(^^;) |
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20時35分、列車はやはり遅れを持ったまま、終点の鳥羽に到着しました。 ここ鳥羽駅は、やはり近鉄との合築駅になっています。 JR駅のほうは、列車本数が少ないせいかやはり閑散としていましたが、近鉄の待合室のほうへいくと、それなりに人がいましたね。 近鉄のほうは、ここ鳥羽から先、賢島までさらに路線が延びています。列車の本数や運行体系からいっても、このあたりでの輸送状況はやはり近鉄のほうに分がありそうな気がします。 |
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で、ここからは松阪方面へ戻るんですが、その近鉄線のほうを利用してみることにしました。 ワタシにとっては、これが「初めてのきんてつ」ということになります。(笑) 携帯電話で乗り継ぎを調べたところ、鳥羽21時2分発の近鉄名古屋行き特急があるということでしたので、それに乗ろうと思ったところ、窓口にこんな張り紙が・・・。 「名古屋行特急21:02は、雪の為、運休いたします」 あーあ、と思いましたが、後続の21時4分発の普通に乗っても、参宮線でそのまま戻るよりも松阪までは早く着く!ということを調査済みでしたので、やはり近鉄線に乗ることにしました。 |
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ということで、ホームに降りてきました。 ここ鳥羽へは、近鉄難波や京都、そして近鉄名古屋方面から特急がやってきますが、到着した特急列車、雪をつけてきていますねぇ。 名古屋方面も雪の影響で鉄道ダイヤがかなり乱れているという情報が入ってきていましたので、気にはなっていたんですが・・・。 |
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「ここは本当に鳥羽??」と思うくらい、寒さに震えることしばし。 ワタシの乗る21時4分発の伊勢中川行き普通列車が、賢島始発でやってきました。 車両は、4ドア・ロングシート、いわゆる通勤車仕様といえる1200系車両ですね。2両編成のワンマン運転です。 |
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鳥羽から3駅先の五十鈴川にて、名古屋行きの急行列車に乗り換えとなりました。 こちらは2610系の4両編成。 発車直前に駆け込んできた酔っ払いオジサンたちが、乗る、乗らないと大騒ぎをしたために、若干定刻より遅れての発車となりました。 まったく、困ったもんですな。 |
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列車は伊勢市に到着。 ここも、JRと近鉄との併設駅になっています。双方の駅ホームは、JR東海伊勢車両区の留置線を挟んで向かい合う形となっています。 |
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21時40分、列車は松阪に到着しました。 ここもまた、JRと近鉄の併設駅。中間改札なしで双方のホームを行き来できる構造ですね。 きょうのワタシの旅はここまで。 明日も、未乗線の乗車が待っています。 |
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