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Part3(2005・12)
12月22日早朝。

福知山駅に出てきました。
それにしても、寒気の流れ込みで、予想していたこととはいえ、寒い!
きょう最初の列車は、福知山4時53分発、三田から快速となる福知山線2712M列車大阪行き。
私自身、三田〜福知山間の福知山線を未乗で残していましたので、乗っておこうということなんですが、後の行程との兼ね合わせを考えていたら、出発がこんな早い時間になってしまいました。

2712Mの車両は、京都総合運転所の113系電車4連L03編成ですが、どうやら福知山運転所に貸し出しとなっている車両のもようです。
両先頭車が塗色変更・転換クロスシート装備のリニューアル車、中間のモハユニットは、湘南色・セミクロスシートの車両でした。
2712Mは、定刻に福知山を発車。
お客さんも本当に少ない状態でした。

列車は南下して行きますが、かなり雪が残っていますねぇ。
写真は途中の下滝駅。
5時47分、2712Mは篠山口に到着。

ここからは、大阪方面への電車が多く走っています。ここから大阪方面への福知山線には「JR宝塚線」という愛称があり、駅名標も白と黄色のデザインになっています。

徐々にお客さんも増えてきましたね。
2712Mは篠山口から先、三田までの各駅と、西宮名塩、宝塚、中山寺、川西池田、伊丹、尼崎の順に停まっていきます。

途中、尼崎手前には、4月25日に発生した脱線事故の現場があります。私は電車の中からではありますが、現場に向かって頭を垂れました。犠牲になった方のご冥福と、鉄道の安全がしっかり確立されることを祈って・・・。

尼崎を出ると、淀川を渡り、いよいよ大阪へ。
時刻はまもなく7時、通勤ラッシュが始まろうかという時間でした。
大阪からは、とりあえず大阪環状線で天王寺へ移動します。

森ノ宮電車区所属、オレンジの103系電車8両編成。
まだ、この低運転台の先頭車もがんばっています。
写真は西九条発車の場面。
桜島線からは、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」のラッピングをされた103系がやってきました。

天王寺へ向かう途中では、東海道・山陽緩行線から転用されてきたスカイブルーの201系電車が8連を組み、「大阪環状線」の幕を掲出して走っている光景も目にしました。
天王寺からは、阪和線を南下する行程を組んでいました。

7時52分発、4109M列車は、関西空港行きの「関空快速」5両編成と、和歌山行きの「紀州路快速」3両編成を併結した8両編成。
電車は日根野電車区の223系。前5両は両先頭車が2500番台車の編成でした。

どうにかこうにか、座る座席は確保しましたが、大阪都心と反対方向へ向かう列車でありながら、車内はけっこう混雑していました。
途中の日根野で、「関空快速」と「紀州路快速」の切り離し。
私は、和歌山へ向かう「紀州路快速」に乗っていました。切り離されたあとの列車番号は4509Hへと変わっています。

日根野を出た列車は、左手に日根野電車区を見ながら和歌山方面へ進みます。
次第に、外では風が強く吹き始めていました。和歌山あたりでも雪が降るという予報になっていて、私自身は、雪がいつ降り出すのかとハラハラドキドキ・・・。
4509Hは定刻の9時2分、和歌山に到着しました。車両はそのまま、「紀州路快速」京橋行きとして折り返していきます。

それにしても、紀州・和歌山というと温暖なイメージがありますが、この日の寒気で、ここ和歌山も非常に冷え込んでいますねぇ。ホームにいると、ことのほか冷えます・・・。
駅前へ出て朝食を調達したあと、次なる未乗線乗り鉄のために再びホームへ。

JR和歌山駅のすぐ隣には、南海貴志川線のホームがあります。
この貴志川線は、和歌山から貴志までを結ぶ14.3kmの路線ですが、南海が採算の悪化を理由に撤退を表明。その後、自治体も巻き込んだ地元での存続運動があり、最終的には岡山電軌の100%子会社として設立された「和歌山電鉄」が鉄道事業を引き継ぎ、2006年4月1日からわかやま電鉄貴志川線として運行されることが決まりました。

地方ローカル鉄道をめぐっては暗い話題が多い中、この貴志川線存続のニュースは貴重な明るい話題でした。
さて、私はここから、9時43分発、和歌山市行き7233M列車に乗車することにしていました。

そう、昨夏の乗り鉄の際に乗り残していた、紀勢本線の一部にやっと乗車できるわけで。

車両は、和歌山列車区新和歌山車両センターに所属する105系電車の2両編成。この編成は、103系からの改造車で組成されているW9編成でありました。
列車は和歌山を出ると、紀和、和歌山市の順に停車。

途中の紀和駅。こちらはかつて「和歌山」を名乗っていた駅ですが、1968年に現在の駅名になりました。
ちなみに、工事中の模様で、ホームと駅舎の間には仮設の通路が設けてありました。
紀和を出ると、右手から南海本線の線路が近づいてきます。
まもなく、終点の和歌山市に到着。

実は、その南海本線との合流点の若干手前から、和歌山市駅までの約1kmの線路敷は南海電鉄の所有になっているもようで、この和歌山市駅そのものも、南海電鉄の管理下にあります。
この和歌山市駅構内で、JRと南海の線路はつながっており、かつては国鉄と南海直通運転の列車もありました。

105系が入線した2番ホームも、完全に南海の駅の片隅、といった感じでした。
駅前に出てきました。

大きな駅舎ですが、これはもちろん南海のターミナル駅であるが故のたたずまい。

それにしても、寒気による風が強くなってきました。
少し雪がまじりながらの強風、この写真を撮った後、たまらずすぐさま駅舎内へ引き上げました。(^^;)
こちらは駅舎内にある発車案内。

一番下に紀勢線の案内がありますが・・・このスタイルそのものが、ここ和歌山市駅でのJR線の立場を象徴しているようですな。
和歌山市10時7分発、折り返しの234M列車に乗車して、私は和歌山駅に戻ってきました。

戻ってくると・・・。
阪和線の和歌山・大阪府県境区間で、雪の影響により上り電車が車輪空転を起こして動けなくなっている、ということで、阪和線のダイヤが乱れているようでした。

駅の下り方の留置線では、阪和線を走るスカイブルーの103系電車の並び。
思いがけず、高運転台車と低運転台車が並んでいる光景・・・。
ここからですが、次の未乗路線へ向かいます。

和歌山10時50分発、和歌山線経由奈良行き444T列車。
こちらも、新和歌山車両センターの105系電車2両編成。今回も、103系からの改造車であるW8編成でした。

折り返しの列車の入線を撮りましたが、雪がついてますなぁ・・・。
和歌山を出ると、紀ノ川に沿って山のほうへ向かいます。

外では時折強風に雪が混じる空模様。
こちらは岩出停車中に撮った写真ですが、行き違い待ちでドアは開いたまま。風とともに雪の粒が吹き込み、そりゃもう寒い寒い・・・。(^^;)
少しずつ高度を上げて行きますが、次第に雪の残っているところが目立つようになりました。
まさかこのあたりに、こんなに雪があるとはねぇ・・・。

左手から南海高野線の線路が合流し、列車は橋本に到着。
・・・橋本、というと、かつて八王子暮らしをしていた私の場合は、横浜線の橋本駅が真っ先に思い浮かぶんですが、ここにも、橋本駅がありました。
それにしても、ホーム真っ白です・・・。

続きは次ページにて。
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