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Part4(2005・3)
上り「ムーンライトながら」に乗車したまま、日付は3月4日に。
浜松停車中に一度目が覚めましたが、そのまま再び寝入っていて、次に目覚めたら、すでにJR東日本エリアへ。
小田原に到着していました。時刻はまだ3時半、ですが・・・。

とりあえず、日付が変わったので、車掌さんに「18きっぷ」の「2回目」の欄に、3月4日の改札印を押してもらいました。
また少しウトウトしている間に、列車は横浜を過ぎ、まもなく終点。

4時43分、「ムーンライトながら」は東京駅7番ホームに到着しました。
ほぼ満員状態だった列車からは、乗客がいっせいに降り立ち、それぞれの目的地へと散っていきました。

それにしても、この日の関東地方は雪が降るという予報が出ておりまして、夜明け前のホームは非常に寒い・・・暖かい列車の中から放り出されて凍えそうじゃ・・・。(*_*)
ということで、早々に移動を開始。

まずは、5時3分発、山手線内回りの電車に乗車。車両は、東京車両センター所属のE231系500番台車11両編成。
もうまもなく、205系も山手線から完全撤退ということになりそうですねぇ。

早朝ということで、当然ながら車内はガラガラ・・・。
上野で、山手線を降り、地平15番ホームへと移動。

ここから乗車するのは、5時36分発、宇都宮(東北)線523M列車小金井行き。
車両は、小山車両センター所属のE231系近郊タイプの車両。
そして、私はこちらの車両に乗車。
グリーン車です。

昨年10月から、湘南新宿ラインの列車を中心に、宇都宮・高崎線の普通列車でのグリーン車の本格運用が始まりましたが、E231系グリーン車の増投入に伴って、上野発着となる列車でも、グリーン車連結列車が増加してきています。
もちろん、持っていた「Suica」で、グリーン券を購入。
座席上のユニットにかざしてグリーンランプが点れば、車内改札で声をかけられることもない、ということで・・・。
上野を出て、明け行く空の下、列車は北上を開始。

写真はさいたま新都心付近、ですが・・・。
どうも、荒川を渡ったあたりから、積雪が目立つようになって来ました。
しかも、まだ空からは雪の粒が落ちてきています・・・。
大宮を出て東北線をさらに進み、左上写真は栗橋。
近い将来、JRと東武の直通特急の運転のために、この駅に連絡線が作られることになっていますが・・・。

左下写真は、小山の一つ手前、間々田。
上り列車のグリーン車の屋根が、雪で真っ白です。

だんだん雪の積もり方がひどくなっていると感じるのは私だけか・・・?(*_*)
6時58分、523Mは終点の小金井に到着しました。
ここも、もちろんホームは真っ白。

駅前に出てきましたが、雪が積もっていて、歩くのにも足元に気を遣わなければいけない有様でした。
小金井からはさらに北上。

私が上野から乗ってきた523Mを追いかける形で走ってきた、525M列車宇都宮行き、同じく小山車両センターのE231系近郊形車両ですが、こちらの列車にはグリーン車の連結はありませんでした。
それにしても、だいぶ前面に雪をつけてきてますねぇ。

車内はそろそろ、通勤通学のお客さんで混雑しておりました。一応、東京都心とは逆向きではありますが、やはり宇都宮へ通う人もいるということで。
終点・宇都宮へ到着後、とりあえず駅の立ち食いうどんでお腹を満たすことにしました。
寒かったし・・・。(^^;)

300円のきつねうどんを注文。
さすがに関東、お店のメーンはうどんではなく、そばのほうなんですが、私はやはりうどんのほうを食べることにしました。

つゆのほうも、さすがに関東だけあって、しょうゆだしですね。昨日西のほうで食べてきたのとは、色が全然違いますもん。
でも、東京に8年住んでる間に慣れちゃったんでしょうかね、私は違和感なくいただきました。

学生時代に初めて東京に出てきて、真っ黒いしょうゆだしのうどんが出てきたときは、カルチャーショックを受けたもんですがねぇ。
慣れとは本当に恐ろしい。(^^;)
ここ宇都宮からは、これまた未乗線の乗りつぶしに行こうということで、計画を立てておりました。

乗車するのは、8時5分発、烏山線327D列車烏山行き。
車両は、宇都宮運転所に所属するキハ40形気動車。3両でやってきましたが、折り返しの327Dは1両を切り離した2両編成。

烏山線は、東北線の宝積寺から分岐して、烏山までの20.4kmを結ぶ路線です。
この路線では、七福神が路線キャラクターとなっており、各駅や車両などを七福神の神々が彩っています。
行先表示板(サボ)にも、七福神が描かれています。
烏山線で運用されるキハ40形は、国鉄時代にキハ40形2000番台として製造された車両に、オールロングシート化、およびトイレ撤去の改造が施された1000番台車です。
この、超ロングシート、すごいですわな・・・。
列車は宇都宮を出た後、宝積寺までは東北線を走ります。
宝積寺駅入線の際に、信号系統がトラブったようでやや遅れが出ましたが、とりあえず列車は順調に烏山線へ。

こちらは鴻野山駅。
先ほど触れた七福神、ですが、この駅のキャラクターは福禄寿のようですね。
こういう感じで、各駅に七福神キャラクターの表示板が立っております。

この先、大金から先の区間は、スタフ閉塞となっていて、大金駅ではタブレット交換も見られました。
もはや、首都圏ではここだけ、なんだそうで・・・。
で、雪のほうですが・・・。

まだまだ降り続いております。
しかも、ここ烏山線沿線では、かなり積もっている様子で、車窓の外は、もうモノトーンの世界・・・。

地元の高校生で混雑していた車内も、次第に落ち着いてきました。
終点は、まもなくです。
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