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Part2(2005・3) | |
お好み焼きを食べ終わり(笑)、さらに東へ向かいます。 今回は、山陽線をそのまま上るのではなく、まだ乗車したことがなかった呉線まわりで行くことにしました。 乗車するのは、広島12時59分発、快速「安芸路ライナー」5634M列車広行き。 車両は、写真の115系セキC-02編成4連。この編成は、両端の先頭車が転換クロスシートの3000番台車、中間のモハユニットがセミクロスシートの2000番台、という混成となっています。 |
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広島を出た列車は、昨年3月に開業した新駅である天神川に停車。 そのあとは、山陽線内無停車のまま海田市から呉線に進んでいきます。 |
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矢野、坂と続けて停車した後は、呉まで無停車。 途中、右手には穏やかな瀬戸内海が見えてきます。 この景色で、天気がよければ言うことないんですがねぇ・・・。 |
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呉市内を通過中。 呉は、造船の街。 戦前には、軍艦を建造する海軍の造船所(海軍工廠)が置かれたところ。現在そこは民間会社の造船所となり、大型タンカーの建造などをしているといいます。 |
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そうこうしている間に、列車は終点の広に着きました。 ここも、呉市内になります。 基本的に、呉線の電車は、この広駅を境に系統が分離されていて、全線をスルーで走る列車は朝晩に限定されているようです。 駅舎にはコンビニが併設されていました。 |
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さて、ここからですが、14時18分発、142M列車に乗って三原へ向かいます。 142Mの車両は、広島運転所に所属する105系K2編成2連。 リニューアル工事を施工されておりまして、窓枠もリニューアル仕様。 ワンマン運転対応ということで、ドア回路の改造や運賃箱・整理券発行機の取り付けなどもされています。 |
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私の乗ってきた一本後の「安芸路ライナー」からの接続をとって、142Mは広を発車しました。 次の停車駅は、仁方。 かつて、ここと、四国・予讃線の堀江駅との間を、国鉄の連絡船が結んでいました。 その仁堀連絡船は1982年に廃止になっていますが、この航路がなくなったことで、国鉄(JR)の「最長片道切符の旅」に、四国を含めることができなくなってしまったんですよね。 |
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忠海〜安芸幸崎間。 右手に砂浜が見えてきました。 この呉線は、しばしば海を見ながら走る路線でありますが、私の見た感じ、ここが一番いい感じでした。海が近く、目の前に砂浜・・・何度もいいますがほんと、天気が良かったら・・・。 |
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須波を出てしばらく、列車は高架へと駆け上がり、左手に山陽新幹線、山陽本線の高架線が近づいてきました。 まもなく、三原に到着。呉線完乗達成です。 本当は、昨年の四国行きの帰りに、呉線に乗ろうかなぁという計画もたててたんですが、そのときは体の疲れに勝てずに新幹線で九州へ帰ってしまいましたんで・・・。 |
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三原からは、山陽線に戻ってさらに東進。 15時43分発、460M列車姫路行きに乗車します。 車両はきょう3回目の115系。今回は岡山電車区の1000番台A3編成4連。 体質改善工事を施工され、塗色がリニューアルカラーに変更されているほか、車内の座席は転換クロスシートになっています。 |
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列車は三原を出て、糸崎、尾道と各駅停車。 尾道を出ると、真上を尾道大橋が跨いでいます。 西瀬戸自動車道、いわゆる「しまなみ海道」の一部でもありますね。 |
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460Mは姫路まで行くので、そのまま乗車しているのが一番楽、なわけですが、私は福山で、こちらの列車に乗り換え。 16時25分発、快速「サンライナー」3750M列車岡山行き。 車両は、「サンライナー」のカラーをまとった岡山電車区117系E1編成4連。 実は、460Mより若干早く岡山に着けるので、こちらへ乗り換えた次第。 「サンライナー」には初めての乗車です。 驚いたのは、4両編成にもかかわらず車掌さんの乗務はなく、運転士がドア扱いも行うワンマン運転だったこと。 停車駅が少ないからかえってやりやすいのかな、とか思ったり。 福山を出ると、列車は笠岡、新倉敷、倉敷のみの停車で、岡山へ向かいます。 この117系電車はもともと、関西圏の新快速などで使われていた車両で、車内は転換クロスシート。国鉄時代の近郊形電車としてはあまり例のない空気バネ台車を履いています。揺れも少なく、乗り心地は非常にいいです。 |
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福山から岡山までは約45分。 左手には岡山電車区の留置線が見えます。 写真には写っていませんが、EF64形電気機関車の1号機が、構内に置かれていました。さすがに長い間雨ざらしで置かれており、外板の色あせがかなりひどかったですねぇ。 |
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岡山に到着。 駅の新幹線乗り換え改札を覗いてきましたが、自動改札が導入されていました。 2月以降、山陽新幹線の全駅と、博多南駅に自動改札機の導入が行われました。もちろん、乗車券や特急券など複数券片を重ねて投入できるタイプのものです。 |
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岡山、ということで、コンコースにはこちらの像も。 だから、というわけではないんですが、私は夕食にあるものを購入。 |
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それが、こちら。(笑) 「桃太郎の祭ずし」(950円)。 岡山らしく、ママカリやサワラの酢漬けも載っていたりします。 この「祭ずし」こと「ばらずし」ですが、江戸時代、岡山藩主だった池田光政が質素倹約を奨励し「食膳は一汁一菜に」というお触れを出したことを庶民が逆手にとり、「一菜」のご飯に瀬戸内の海の幸や山の幸をふんだんに盛り込んでしまったというのが発祥といわれています。 それにしても、この彩り、食欲をそそりますなぁ・・・。 夕刻ですねぇ、そろそろ先を急がねばなりませんが・・・。 |
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