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Part2(2006・9)
熊本行きの「あそ1962」は、宮地を定刻に発車。

左手に阿蘇五岳を眺めながら、カルデラのなかを西へ向かいます。
阿蘇駅に停車。

ここでは、キハ185系3両で運転の別府行き特急「九州横断特急6号」との行き違いも含め、11分の停車。

駅の跨線橋から、こういう並びが撮れました。
阿蘇を発車した後、我々一行は、カウンターバーへ移動。

車窓からの景色を眺めつつ、一杯やることにしました。

宮地で購入してきたのは、馬刺し。
駅近くのスーパーで買ってきましたが、なにしろ最上級のロース肉しかありませんで・・・なんと、100gで1100円!というめちゃいいお肉でした。
もちろん、うまくないはずがありません。(^^;)

まずは、ビールで乾杯!
そして、一部のメンバーが別働隊として、阿蘇の名物を調達してきてくれていました。感謝!

こちらは、「菓舗よしなみ」のトマトロールケーキ。
え?! トマトでロールケーキ?と思われるかもしれませんが、実はこれが程よく甘味と酸味が入り混じって、なかなかうまいのであります。(^^;)
さらに、こちらは「森本かしわ店」の鶏の唐揚げ。
衣にパン粉を使ってあるのが特徴なんですが、カラッと揚がって中はジューシー!
ビールにもよく合いました。
阿蘇の山を下りて、こちらは行き違い待ちで停車中の原水駅。

ホームの一角に、彼岸花が咲いていました。
この彼岸花、たとえ夏が暑かろうが冷夏だろうが、時期を間違えずに咲きますよね。
自然のメカニズムって、やっぱりすごいですね。
17時21分、「あそ1962」は終点・熊本駅0番Aホームに到着しました。

熊本駅では、九州新幹線建設工事、および在来線高架化工事の進捗に伴って、翌24日からのホーム切り替えを控えていました。
このホームでも、電光掲示板の整備作業が・・・。
そして、こちらの4・5番ホームは、この23日限りで使用停止となることになっていました。

この4番ホームは、かつての787系特急「つばめ」、そして現在の「リレーつばめ」の上り列車の多くが発着してきたホーム。私にとってもなじみのホームでした。
その、きょうで最終日となる熊本駅4番ホームからの最後の乗車。
写真左、「有明28号」門司港行きに乗車します。

車両は、787系BM5編成。「リレーつばめ」仕様車ですが、1両(サハ787-110)を減車のうえ、さらに、サハ787-205に代わってサハ787-212が3号車に組み込まれ、運用されていました。
「有明28号」では、1号車・グリーン車の個室「サロンコンパートメント」を使用。
ここでも、辛子蓮根などをつまみに一杯やることに。

定員4名のこの個室ですが、そこになんと8名!
かつての私の旅では、この個室に7名までは入った記憶がありますが、今回ついに、それを超えてしまいました・・・。(^^;)
(もちろん、人数がはみ出す分については別にグリーン料金を支払っていますので、念のため)

楽しいひと時は、あっという間に過ぎていきました。
「SLあそBOY」がいなくなって寂しかった豊肥線が、「あそ1962」という新しい列車の登場で、少し華やぎを取り戻したかな?
また、そのうち、機会を改めて下り列車のほうにも乗ってみようかなと思います。
<おわり>