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Part3(2003・8)
見学会終了後、シャトルバスで川内駅へ戻ってきました。

駅前では、物産展と観光案内のブースが設けられていましたので、ちょっとそちらへ・・・。
・・・で、やはりあまりに暑いので、冷たいものを飲みたいなぁと思っていたところに、「地ビール」の文字が・・・。(爆)

こちらの地ビールは「川内大綱麦酒」。ミネラル分を豊富に含んでいる薩州霊山・冠嶽山からの伏流水を使って醸造されたビールだとか。
買い込んで飲んでみましたが・・・いや、口当たりがまろやかで飲みやすかったです。
帰路ですが、見学が予想外に早く終わってしまったので、もともと予定していたより早い時間の列車で引き上げることにしました。
川内15時発、「つばめ18号」博多行き、この日はこの見学会の輸送対応として、787系Bk-10編成7連に「有明」仕様BM109編成4連を連結した11両編成で運転されていました。
帰路もグリーンに乗ることにしたんですが、1号車のほうではなく、「有明」編成側の8号車のほうの席でした。
シート形状は同じですから、座り心地という点では変わりませんが。
列車は、東シナ海を左手に見ながら北上です。
そして、私たちは、といえば・・・。
・・・もちろん、こうでなくっちゃ(笑)。ささやかな宴会の始まりです。
さきほど川内駅前の物産展で買い込んできたさつま揚げの詰め合わせと、車内で買ったチューハイ、日奈久ちくわで・・・。
・・・八代海沿岸をいつの間にか過ぎ、「つばめ18号」は早くも球磨川を渡っていました。
うーん、うまいこと鉄橋のトラス抜けてますねぇ。(笑)

いつかはこの川のもっと上流のほうで、川下りもやってみたいんですがねぇ。
17時過ぎ、列車は若干遅れて熊本に到着です。
駅構内には、きょう熊本発で東京へ向かうブルトレ「はやぶさ」を鳥栖まで牽引するED76-92が、「さくら・はやぶさ」のヘッドマークをつけて待機していました。
気がつけば、左手には竹下の博多運転区の留置線。
見える14系客車(リゾート車)は、今夜博多発で京都へ向かう夜行臨時快速「ムーンライト九州」の車両ですね。
18時16分、2分ほど遅れて「つばめ18号」は博多駅5番ホームに到着しました。

ここからですが、乗り継いでさらに北上することにしました。
2番ホームへ移動し、「ソニック47号」大分行きに乗車します。乗り継ぎの指定券も、川内できっちり手配を済ませていました。

「ソニック47号」はやや遅れて、発車時間ぎりぎりに入線しました。車両は883系Ao-3編成7連、唯一の「883系2次車」です。
話し込んでいるうちに、「ソニック47号」はあっという間に小倉へ。「晩飯にしようか」ということで、北口側にある「小倉食堂」に入りました。
ビールをあけ、プロジェクターで壁面に映し出されたプロ野球・ホークスの試合中継を眺めつつ、再び熱く語らう時間は流れていきました。
新幹線「つばめ」の運転開始日が「2004年3月13日」と発表になったちょうどその日に、在来線の「つばめ」で、新幹線の「つばめ」に会いに行った今回の日帰り旅。非常に楽しかったです。
またいずれ、在来線の「つばめ」でゆっくり旅をしておきたい、ですね。
<おわり>