(2024・5)
この春はJR九州ウォーキングの参加を控えめにしていたワタシでしたが今回、約2ヶ月ぶりの参戦となりました。
今回のコースはこれまで何度か参加している、南荒尾駅スタート・長洲駅ゴールのコース。荒尾干潟を見ながら海岸線を歩き、そのあとは「長洲金魚まつり」を訪ねるもので、当初から細かいコース取りは変わったりしていますが、ここ最近はほぼ定番のコースです。今回は家族それぞれ用事があり、ワタシ一人での参戦でした。
なお、ウォーキング部分についてはこちらも参照ください。
5月4日朝。
まずは箱崎から7時41分発、普通2327M列車久留米行きに乗車します。
813系RM2203+RM2301+RM107編成計9両での運転でした。

・・・が、この列車を次の吉塚で降りて・・・。
吉塚では、後続の7時48分発、快速4221M列車羽犬塚行きに乗り換えました。
817系3000番台6両+813系3両の計9両で運転、前3両は817系VM3011編成でした。

この列車にしばらく揺られて南下・・・。
鳥栖まで来たところで4221Mを降りて、向かい側の6番ホームから8時31分発、普通331M列車荒尾行きに乗り換えます。
JR九州アプリの乗り継ぎ案内は、4221Mに羽犬塚終点まで乗車してからこの331Mに乗り継ぐよう案内していましたが、どうせ331Mに乗り継ぐなら331Mに始発から乗って、安心して座っていこうと。(笑)
鳥栖を出てしばらくすると、左手車窓には麦畑が見えてきます。
そう、そろそろ麦は収穫の時期。いわゆる麦秋を迎えます。
この時期に列車に乗ると、あちこちで収穫間近の麦畑を見ますけどもね。
その先も331Mは順調に走り、9時15分に大牟田に到着。

ここで、1番ホームから跨線橋を通って2番ホームへ移動。9時21分発、普通5333M列車八代行きに乗り換えです。821系UT1編成3連、トップナンバー編成にあたりました。
このあたりの乗り継ぎで、2連の815系や817系でなく、821系の3連がいると、なんだかほっとします。(^^;
5333Mは9時28分、南荒尾に到着しました。

ここへやってくるのも1年ぶり。
そそくさとウォーキングマップを受け取り、スタートです。
まず立ち寄ったのはこちら。
このコースでは定番になっている、荒尾干潟水鳥・湿地センター。干潟の生態系について、実物の展示も含めて紹介している施設です。
干潟の様子を再現したコーナーには、ムツゴロウやニホンウナギといった、荒尾干潟に実際に生息している生き物がいて、水槽の中を動き回っていました。
確か、昨年来た時はムツゴロウが全然出てきてなくて、「ムツゴロウは夜行性なんで・・・」と説明された覚えがあるんですが、今回は表に出てきていました。(^^;
水鳥・湿地センターをあとに、荒尾干潟沿いの海岸線に出てきました。
天気もよくて、対岸の雲仙普賢岳もよく見えていました。

しばらく歩いていると、それこそ潮が引いていて、遠浅の海であることがよく分かる光景が広がっていました。
やっぱり、天気がいいと映えますねぇ。
しばらく歩くと、荒尾市と長洲町の市町境にさしかかります。

確か、5年前の2019年に最初にこのコースのウォーキングに参加したときは、こんな見栄えのする市町境の表示なんてなかったんですよね。
多分、ウォーキング開催がきっかけになって、出来たやつじゃないかな・・・。
今回も単独行なもんで、かなり歩くペースは上がっていました。

早くも、長洲港の有明フェリー乗り場が近づいてきました。
ちょうど、10時15分発の島原・多比良港行きフェリーが出航した直後だったようでした。

ってか、ここまで50分くらいで歩いてきてしまってました。
スタートからもう5km弱進んできてたんですね・・・。
長洲港フェリー乗り場からさらに歩いて、こちら。
「長洲金魚まつり」会場となっている、金魚と鯉の郷公園までやってきました。

すでに会場はかなりの人出。ステージや、各テントでの金魚の販売、はたまた金魚すくいなど、賑わっていました。
以前、ここの会場で、長洲の地元食材を盛り込んだ「長洲きゃあめし弁当」を買って食べたことがありましたので、今回もテントを覗いてみたんですが、2年前に1100円だった弁当が、今回は1500円に・・・ショックのあまり、買うのを躊躇してしまいました。いろいろ食材高騰の折でもあるんで、作る側の皆さんも大変だとは思うのですが・・・。

なお、この会場でウォーキングマップを提示すると、無料で金魚すくい体験ができるということでしたが、仮に金魚をすくえても持って帰れませんのでね・・・やめておきました。(^^;
金魚まつり会場をあとに、そのままゴールの長洲駅までやってきました。
時刻は11時。結局、8kmほどのコースを1時間半で歩ききりました。
立ち寄り処が少なかったせいもあるんですが、かなりハイペースになっちゃいましたね。(^^;
とにかく、昼飯をどこかで食べないといけませんので、そそくさと移動することにしました。

長洲11時25分発、普通5336M列車銀水行きに乗車します。821系UT8編成3連でやってきました。おぉ、また821に当たったわ。(^^;
大牟田手前で、「ななつ星 in 九州」とすれ違いました。
今期の「ななつ星」1泊2日コース、1日めは、博多を出たあと鹿児島本線を下り、肥薩おれんじ鉄道線を経由して鹿児島中央へ、さらに日豊本線へまわっていくというルートになっています。なるほどぉ、こういう時間に通っているわけね・・・。

11時36分、5336Mは大牟田に到着。
駅の外へ出てきました。
さて、ランチ探しをするわけですが・・・。
もう駅東口の前に、こんなお店があってですね。(^^;

「ハンバーグの店 志摩」。1970年創業という老舗の洋食屋さん。以前からあるのは知っていましたが、今回、やっとのことで初実食となりました。
注文したのは、お店の名物メニューであるジャンボハンバーグ、ライスとサラダ、スープがついて1480円(税込)です。
鉄板に載って出てきたハンバーグ、こちらは、注文を受けてから手ごねして成型したお肉の土手の中に、目玉焼きが2個入っているというもので、それこそ人の顔程の大きさになっています。(^^;
お肉も目玉焼きも焼け具合が本当に程よく、熟成されたデミグラスソースが肉の旨みととけあって、得も言われぬおいしさです。
これは長年愛されるだけのことはありますね。(^^;
美味しいハンバーグをいただいて、あとは北上です。

大牟田12時11分発、普通340M列車鳥栖行き、821系UT7編成3連でやってきました。
これまた821系でしたね。3連の運用がやはり増えているようで。

で、この電車に乗ったわけなんですが・・・。
向かい側の席に座っていた、ベトナムから来たという若い男性に声をかけられました。「上熊本に行きたいけど、この電車で合ってますか?」と。おいおい、逆だよ!(^^;
既に大牟田を発車したあと。向こうも日本語は片言、こちらも英語で片言、身振りを交えて説明し、次の銀水で逆向きの列車に乗るように話して、降りてもらいました。
無事にたどり着いてるといいけど・・・。
そんなことがありまして、ちょっと焦ったわけですが、どうにかワタシのできることはしたのでね・・・。

田園風景を眺めながら、電車は北上していきます。
途中の羽犬塚で、始発の上りがあるようだったので、乗り換えることにしました。
12時41分発、区間快速(羽犬塚→折尾間快速)4136M列車門司港行き、813系RM3+RM3418編成計6両での運転でした。
もちろん始発なんで、余裕で着席できました。(^^;
列車は久留米を出て、筑後川を渡ります。

とにかく天気がよかったですよね。
気が付いたら、ウォーキングですっかり日焼けしてました。

博多方面へ向かうにつれて、少しずつお客さんが増えていく中・・・。
ワタシは、南福岡で再び乗り換え。(^^;

南福岡13時31分発、普通2152M列車福間行き。813系RM9+RM2214編成計6両での運転。一部座席撤去されていない0番台と、ロングシート化された2200番台という組み合わせでした。

で、ワタシは、2152Mを2駅先の竹下で降りました。
駅を出て向かった先は・・・。
・・・こちら、ららぽーと福岡です。
このGW期間中、オーバルパークで「BEERS OF JAPAN FESTIVAL2024」が開催されていました。各地のクラフトビールと、そのビールに合うアテが集まるイベントです。
昨年から、このららぽーとで開催されるようになりました。ワタシは昨年も来てましたけどね。
1杯700円(税込)のビアチケットを買い込んで、それでいくつかビールをいただくことに。

まずはこちら、北海道は網走ビールの流氷ドラフト。「青いビール」として知られますが、この青色はクチナシの色素を使って表現されています。
呑み口はとてもすっきり。ギンギンに冷やして呑むと、すいすい何杯でもいけそうな感じがします。(笑)
続いては、地元・福岡市の「BREWMASTER」が提供する、「プレミアムアイスブルーマスター」。
先ほどの流氷ドラフトと違い、すっきりな中にも確かなホップの苦みがあります。こういうのもワタシ、好きですね。(^^;
で、今回、このクラフトビールのイベントに、あの「獺祭」がブース出展していたんですよね。(^^;
「獺祭焼酎」のハイボールなども提供していたんですが、ワタシは今回、清酒「獺祭」磨き三割九分のロックをいただくことにしました。まぁワタシなんかは別にロックにしなくても、生のままで全然いけちゃうんですが、今回は仕様がロックになっていたんで。(^^;
さすがに「獺祭」、とても口当たりが良くて呑みやすいですよね。
ということで、いろいろお酒も呑んだところで、帰ることにしましょう。

竹下14時56分発、普通2350M列車の福間行き、813系RM105+RM110+RM103編成計9両での運転でした。全車が一部座席撤去されていない813系100番台っていう組成も、なかなか見ませんね。(^^;
ウォーキングは早々に歩ききってしまいましたが、そのあとおいしいランチと、おいしいお酒にありついて、いい休日になりました。(^^;
久々のJR九州ウォーキング参戦、このところいろいろあって歩けていなかったのでですね。やはり動かさないと体は鈍っていきますから、きちんと動かすことを考えてないといかんなぁと、改めて思いました。
なんか、面白いことを探しながら、これからも歩きやお出かけを考えてやっていこうと思います。
<おわり>