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Part2(2018・12)
昼食を終えたワタシたちは、長崎駅から長崎電軌の路面電車を乗り継いで、大浦海岸通電停までやってきました。

前述したように、今回は小2娘の希望で長崎へきました。当初、娘が行きたいと言っていた長崎原爆資料館はこの日が休館日、そのため、目的を観光に変更していたのでした。
で、たどりついたのが大浦、ということでこちら。
大浦天主堂の前にやってきました。
国宝、そして、2018年には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産登録に至った教会堂。日本に残るキリスト教建築物としては最も古い建物(1865年建立)とのことです。

しかし、今回はこちらの前を素通りし・・・。
・・・こちら。
すぐ近くのグラバー園のほうにやってきました。

そういえば、まだちびさんたちを連れてきたことなかったなぁ~と。
嫁さんとは来たことがあるんですけどね。まだちびさんたちが生まれる前でしたねぇ・・・。
グラバー邸前の庭に、こちらのハートストーンが埋まっていることを、ご存知の方も多いと思います。
グラバー邸周辺では、グラバー邸自身の耐震補強工事を含む保存修理工事が進捗中で、グラバー邸前の庭でも工事のための柵で囲われたエリアがありました。
ちびさんたちに、このハートストーンを探してみる?と言ってみたところ、喜び勇んで捜索を開始。まもなく、このハートストーンを発見! もしかして、柵で囲われた中にあったらまずいなぁ、と思ってたんですが、幸いにも柵の微妙に外側になっていました。
ちびさんたちが特に興味をひかれていたのが、こちら。
グラバー邸内の食堂にあった、食事のレプリカ。かなり豪華な食事ですよね。やっぱり食べ物は気になるんですね~。
グラバー園観光を終え、路面電車を乗り継いで長崎駅まで戻ってきました。
先代の三角屋根の駅舎から、2000年9月に現在の駅舎となっていますが、すでに18年が経過しているんですね。まだまだ建て替わったの最近だと思ってたんですが・・・。
ここ長崎から、帰路につきます。
15時31分発、普通2872M列車鳥栖行き。佐世保車両センターの817系VN31編成2連での運転です。

長崎を発車すると、前面展望はこんな感じ。
高架が建設されている横を、走り抜けていきます。
こちらは、長崎の次の浦上駅。
以前は相対式の2つのホームがありましたが、現在は島式ホームに一本化されています。かなり広い構内だった印象でしたが、やはり高架工事中のため、かなり手狭になった印象です。
さらに進んで、こちらは諫早駅。
ここは、しばらく来ない間に橋上駅舎に変貌していました。

特急を先に行かせるためにしばらく停車していたんで、その間にこちらを撮影。
ワタシたちの乗っている2872Mと、普通240D列車竹松行きのキハ66・67-2、そして、普通243D列車長崎行きのキハ66・67-1と、3本の列車が並んでいますね。
キハ66・67形は、近いうちに新しいハイブリッド車両・YC1系での置き換えが進むと言われていますんで、こうしたカットもいずれ撮れなくなるんだろうなぁと・・・。
復路は諫早から、長崎本線をそのまま進んでいきます。

肥前大浦~里信号場間。海の間近を走り抜けます。
だいぶ日が暮れてきました。
行き違い列車の遅れなどがあり、列車は7分ほど遅れて18時18分、佐賀に到着しました。
夕刻、晩飯時でもありますんで、いったんここで下車して、ちびさんたちと晩飯を食べることにしました。
駅ビル内で食事処を物色して、以前にも来たことがある「Restaurant&Sweetsうふふ」に行ってみることにしました。

ちびさんたちは「おこさまハンバーグプレート」(580円・税抜)、そしてワタシは、写真の「地中海風魚介たっぷりトマトソースパスタ」(900円・税抜)をいただきました。やはり女性向けなのか、量的には物足りなかったんですが、お味はとてもよかったです。
時間もけっこう遅くなってしまったんで、ここからは特急ワープすることにしました。
19時15分発、「かもめ36号」長崎発博多行き。787系BM6編成7連に、サハ787-101を増結した8両編成での運転でした。

そういえば、787系にも久々に乗るんですよね・・・。
行き違い列車の遅れなどから、この「かもめ36号」も、佐賀時点で3分ほど遅れてきていましたんで、けっこう飛ばしている印象でした。
「かもめ36号」は、2分ほど遅れて19時54分、博多駅5番ホームに到着。

そのままワタシたちは、20時7分発、普通2344M列車羽犬塚発小倉行きに乗り継いで帰宅の途に。813系9両編成でやってきましたが、ワタシたちは最後尾のRM209編成に乗車しました。
ワタシ1人で、ちびさん2人を連れてのお出かけ。近場ならこれまでもありましたが、長崎という遠いところへ出かけていくのは、今回が初めてでした。
1日持ってくれるかな~という心配はあったんですが、何とかなってくれました。どんどん大きくなっていくちびさんたち、少しずつ成長して、こういう長いお出かけも、親1人でどうにかなるレベルになってきていました。そういう成長を実感できたというのが、今回のお出かけの大きな収穫だったなぁと。
長崎新幹線(九州新幹線西九州ルート)の建設の進捗に伴って、長崎方面の鉄道が大きく変わりつつある様子も見てくることができました。次に行くときには、また変化が進んでいるんだろうなぁ・・・。

そして、この旅行記は、次の旅行記への伏線でもある、ということでしたね。次もお楽しみに。
<おわり>