Part1(2009・1~2)
前々から行きたかった長崎ランタンフェスティバル。
↓公式サイト
http://www.nagasaki-lantern.com/

今年こそ行こうと思っていたが、なんだかんだで準備ができず、結局、日程が確定したのが出発の前日だったり。(笑)
宿もどうにかとれたので、バタバタと荷造りをして出発にこぎつけた。
1月31日土曜、昼前に博多駅へ出てきた。
昼食用の駅弁を買い込み、時間があったのでスタバでコーヒーブレーク。
乗車するのは、12時ちょうど発、「かもめ21号」。
車両は、「白いかもめ」885系のトップナンバー・SM1編成6連。
この車両も、早いものでもうデビューから9年になる。このSM1編成が、新造されてまもなく甲種輸送で九州へ上陸したときは、門司駅まで撮影に行ったもんだが・・・。

すっかり見慣れた光景になったが、左下写真のような2号車デッキの意匠も、登場当時は度肝を抜かれたものだ。
「かもめ21号」は博多を定時発車。
さっそく、昼食タイム。

今回は、博多駅構内の「九州駅弁スタジアム」で、佐世保駅弁の「平戸南蛮あごめし」(750円)を買い込んできた。
http://www.rurubu.com/ekiben/Ekiben.asp?RSS=20&ReleaseDate=20070216
あご、とはトビウオのこと。↑にも書いてあるけど、小骨の多いトビウオを使うにあたって、手作業で骨を取り除いてるってんだから、手間かかってるよねぇ。
トビウオと一緒に炊き込まれたご飯にも、いいお味がついててウマーでござる。
列車は鳥栖、佐賀、肥前山口と停車し、有明海沿いの単線区間へ。

内海の有明海。写真の場所は多良付近でそれほど荒れてなかったけど、この日は低気圧の影響で荒れ気味のところも目立った。
博多~プサン間の高速船「ビートル」は欠航になってたし、実際風も強かったけど・・・。
13時52分、終点・長崎に到着。

駅を出て、そのまま長崎電軌の路面電車に乗り継ぐ。
で、向かった先は・・・。
・・・こちら、出島。
いま、復元整備が進みつつある。
↓参考
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/dejima/

商館のたたずまいが、徐々に姿を現してきた。出島の西側ではすでにかなりの部分が復元された。

このように、洋と和の折衷が、独特の雰囲気を醸し出している。
ひととおり出島散策のあと、本日の宿へ。

途中にあったこちら、「我が国鉄道発祥の地」の碑。

「グラバー邸」の主だった、あのトーマス・グラバーが、この地に本物の鉄道車両を持ち込んで走らせたのが、その所以だという。
そしてやってきた、今回の宿が、こちら。

ホテルモントレ長崎。位置的には新地中華街とグラバー園の間に位置し、オランダ坂から近い場所にある。

ポルトガルを意識したというつくりが、なんだか非常におしゃれ。

エレベーターの階数表示も、左下写真のような感じだったし。
客室は、たまたまキャンセルが出たらしく空いていた、クラシックツインの部屋。

使用後写真で申し訳ないが、なかなかいい雰囲気の客室。
さらに・・・。

左上写真のように、部屋にはしゃれたベランダもあれば・・・。

ベランダの眼下には、左下写真のような中庭もあったりする。

いやいや、これはいいんじゃないの!
よくキャンセルで空いてたなぁ・・・。
荷物を置いて休憩した後、夕食を食べに行く。

大浦天主堂下の電停から、長崎電軌の路面電車に乗って移動開始。
築町で乗り継いで向かったのは、思案橋電停近くにある喫茶「ツル茶ん」。

九州最古の喫茶店といわれるこのお店、いまやすっかり長崎名物として定着したトルコライス発祥の店でもある。
そのトルコライス(980円)を食べる。この店のトルコライスは、以前、福岡・天神大丸でのイベントの際に食べたことがあるんだけど、やっぱり一度現地で食べたかった。
ナポリタンのパスタ、豚ロースカツ、そしてバターライスの上にカレールー。これだけのものが一皿に載っていること自体がすごい。
理屈じゃないんだよ、とにかくうまいのさ!
ついでに、サイドメニューのミニサイズのミルクセーキ(300円)を。

子供のころからミルクセーキの飲料は大好きだったけどさ。ここでミルクセーキといえば、飲みものじゃないんだよ。かき氷なのさ。
以前は夏場だけのメニューだったらしいけど、リクエストも多くて最近通年で出されるようになったらしい。
この独特の甘さがね~、クセになりそうなのさ。
夕食が終わったら、いよいよランタン見物へ。

こちらはご存じ、めがね橋。
時間が早すぎたけど、これが暗くなるときれいなんだろうなぁ・・・。
中央公園会場へやってきた。

ちょうど、沖縄のエイサーの舞台が・・・このエイサー、ワタシも沖縄現地で実際にやってるのを見て好きになったんだけどね。
そこから歩いて、新地中華街へやってきた。

だいぶあたりも暗くなってきて、いい感じになってきた。

ちょっと見上げるともう左下写真のような感じで・・・いやこれはすごいや。
ただまぁ、週末ということもあって人出もかなりのもので、中華街の路地は本当に押しくらまんじゅうの状態。

中華街に隣接する湊公園の会場にも行ってみたが、中にはとても入れそうになかった。
仕方ないので、中華街にある「江山楼」のテイクアウトショップで、↓のものを買って、宿へ戻ることにした。

東坡肉(トンポーロー、いわゆる豚の角煮まん)、ミニサイズのもので1個300円。
値段もいいんだけど、とにかく中の豚肉がもうトロットロ! これも病みつきになりそうなうまさだなぁ。

ってことで、ランタン見学もそこそこに、かなりグルメに偏った1日目が終了。
ゆっくり寝て、明日もばっちり観光するばい。
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