Part1(2009・9)
今回、このシルバーウイークに旅行しようと決めたのは、実は嫁さんとの「新婚旅行」がまだだったから、だった。
いまの嫁さんとはこの2月に籍を入れたが、そのあとからワタシが急速に忙しくなり、結婚休暇自体をとることができなかった。今回の連休もどうなることやらと気を揉んでたが、どうにか休めたので、ドタバタと計画をたてた。
列車や飛行機のチケット手配も、宿の予約も、直前にはなったがどうにかなってくれた。
9月20日朝。嫁さんと自宅を出て、タクシーで福岡空港国内線第2ターミナルへ。
逆に言うと、タクシーで行こうと思えるほど、空港は近い。
やはりというか、空港は各地へ出発する人達で大混雑していた。

今回は、ANA289便で新千歳空港へ飛ぶ。機材はB777-200。
機内では、昼食。
空港で買いこんできた、「阿蘇赤うし弁当」。
「九州の駅弁ランキング」初代チャンピオンとなったあの「鮎屋三代」でおなじみの、八代市の料亭「より藤」のお弁当である。本来は新八代で駅弁として売られているもの。
思いがけず、飛行機でこれを食べることになったんだが、さすがに定評のある業者の商品だなぁと。

9月20日はちょうど「空の日」ということで、記念の品としてマグネットクリップが配られていた。
しばらくウトウトしたりしているうちに、飛行機は青森市上空を通過。右手には下北半島が見えていた。
噴火湾上空を飛び、苫小牧付近から新千歳空港方面へ進入していく。
全日空289便は定刻の13時20分に新千歳空港へ到着。
そこからは、JR北海道の列車で移動開始。

空港連絡列車・快速「エアポート139号」14時4分発、小樽行きに乗車する。
車両は札幌都市圏の近郊形主力・721系電車6両。2003年に「エアポート」編成組成変更のために新製された5200番台の中間車を組成した編成がやってきた。
で、今回は大荷物もある関係で、4号車に連結された「uシート」の指定席をとった。
快速だけど、リクライニングもあるこのシートで、のんびりくつろがせてもらおう。

そして、クルマの運転がないので当然一杯・・・。(笑)
宿は札幌でとってあったが、まずは嫁さんの希望もあり小樽へ向かうため、札幌をいったん通過。

石狩湾はかなり波がしらが立っていた。
15時20分、列車は小樽に到着。

そのままコインロッカーに大きな荷物を預け、駅を出た。
都通りの商店街を歩き、かつての国鉄手宮線の廃線敷を歩く。
ワタシは何度か小樽へは来ているけど、嫁さんは初めてで、見るものすべてが新鮮らしい。

いろいろ歩き回ってたどり着いたのは・・・。
・・・こちら、小樽バイン。
ワインカフェとワインショップが入っているこの建物は、かつての北海道銀行本店の建物。

この建物のあたりはかつて「北のウオール街」と呼ばれ、この小樽バインの向かい側には旧・日銀小樽支店の建物もあったり、かつての小樽の繁栄を偲ばせる歴史的建造物の多いエリア。
ワタシはいままで、ショップのほうで買い物をしたことはあったが、今回は「おしゃれなカフェで・・・」という嫁さんの希望をかなえるべく、ワインカフェのほうへ入ってみた。

店内の雰囲気もなかなかいいねぇ。
まずはつまみを3品。
チーズの刺身(ちゃんとわさび醤油で食べるんだよ!・笑)、イカフライ、そして、写真のニシンのカルパッチョを。ここはけっこう、サイドディッシュも充実してるのだ。

ニシンなんて、まず九州じゃ食べる機会ないもんなぁ・・・。
で、ワインのほうはせっかくだからと、3種類のテイスティングを楽しむことにした。

いずれも辛口ワインで、赤がツヴァイゲルトレーベ、ロゼがトロリンガー、白がミュラートゥルガウ。それぞれに独特の芳醇な香りが嗅覚を刺激してくる。
そのうち、妙にお腹が空いてきたもんで・・・。お酒が食欲をそそるって、やっぱりあるんだよねぇ。(笑)

鹿肉を使ったデミグラスソースのパスタをいただくことに。鹿肉だよ鹿肉!
・・・うんうん、甘すぎないソースがワインによく合ってうれしい!
晩飯には早い時間だけど、ワインの香りも手伝っていろいろ食べてしまったんで、少し腹ごなしをしようと、店を出て再び歩き始める。

小樽に来たらここにはいかなきゃ、という小樽運河。
もう日が落ちてしまったので、こういう風景を写真に撮ってみた。
少々寒くなってきたので、急ぎ足で小樽駅へ戻ってきた。

18時34分発、快速「エアポート190号」新千歳空港行きで札幌へ。
先ほど乗ってきた「エアポート139号」と同じ編成のようだったが・・・今回は、普通車に乗ってみる。2003年に新造された車両で、デッキ仕切りのないタイプだった。
札幌へ到着し、そのままいったんホテルへチェックイン。
このシルバーウイーク、札幌市内のホテルもかなりのところで満室状態だったが、どうにかこうにか手配がついて2人用の部屋をとれたのでホッ・・・。

チェックイン後は晩飯を求めて、地下鉄南北線ですすきのへ。・・・さっき小樽で食ったろ?っていう突っ込みはなしで。(笑)
やってきたのは、「海鮮道楽」というお店。
せっかくだから海のものを食べたいということでね。
毛ガニのお造りということで、カニみそにつかったほぐし身がたっぷりと出てきたり。
お酒は、増毛町の「国稀」北海鬼ころしを頼んでみたが、これがうまいのなんの!
もちろん、食べ物は控えめに頼んでみたが、それでも大満足な時間を過ごした。

食後は、テレビ塔のライトアップを眺めながら、宿まで歩いて帰った。
一日目からこんなに食べてて、早くも「グルメツアー」という今回の旅の隠れたテーマが表に出てきた感じがするけど、そのあたりは二日目以降も遺憾なく・・・。(笑)
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