Part1(2004・11)
今回は、ワタシが今年初めて北海道へ上陸、という内容です。

1997年に初めて北海道に上陸して以来、ワタシは2002年を除いて毎年、北海道へ行っています。
いままでは、夏、そして春、さらに冬、ということで、秋にはまだ行っていなかったんですが、今回は初めて、晩秋の北海道への旅となりました。
最近のワタシのテーマである、ローカル線の旅を楽しむことをメーンに行程を組んだわけなんですが、果たして・・・。
11月3日朝。
「ソニック6号」で博多へ出てきました。
車両は、写真の883系トップナンバーAo-1編成7連。

休みの日だけに、お客さんも少な目でした。
博多から、福岡市営地下鉄で福岡空港へ。

こちらは、福岡市営地下鉄が1981年に天神〜室見間で初めて開業した当初から使用されている1000系電車。実は、1982年の鉄道友の会ローレル賞受賞車両、でもあります。

それにしても、九州一のターミナル駅である博多から、この福岡空港まで5分で来れてしまう・・・空港としては非常に便利な位置ですよね。

福岡空港駅の改札ですが、いつの間にか、ICカードユニットの取り付けに対応したタイプの自動改札機に取り替えられていました。
福岡空港からは、10時40分発、新千歳行きJAL3511便に搭乗して、一気に北海道へ向かいます。
搭乗した機材は、B747-100SR(レジはJA8164)。形式としてはいまや旧型の部類に入ってしまうわけですが・・・ワタシもSRはかなり久々に乗ったんですけどね。
福岡を離陸した3511便は、偏西風に乗って日本海の上空を東へ飛び、その後、能登半島の上空で北寄りに向きを変えて、北海道をめざします。

今回も、「クラスJ」にしてみました。プラス1000円、というのは、やはり手ごろな感覚ですね。

しかも、2階席にある「クラスJ」のシートとは、以前のスーパーシートの席に「クラスJ」のヘッドカバーをつけただけのもの。
ということで、かなり「おトク」な席なのでした。

機内で聴いていた11月のJALの機内オーディオ「ソフト&スムース」のチャンネルでは、今月放送10000回を迎えるというTOKYO-FM「JET STREAM」の特集をしていました。
それも、1967年の番組の開始から7387回にわたって同番組のナレーションを務めた故・城達也氏のプラチナボイスが、いま甦る、という趣向で番組がつくられていたもんですから・・・。
ワタシ自身は、城達也氏のナレーションでの「JET STREAM」はわずか数回しか聴いたことはないんですが、それでも、機内番組を聴いていて雰囲気にはまってしまいましたねぇ。
今回、搭乗前に福岡空港にてこちらのお弁当を買い込んできました。

「高菜のたまてばこ」(650円)。鳥栖駅弁でおなじみ、鳥栖中央軒のお弁当で、全国の駅弁業者でつくる日本鉄道構内営業中央会の「駅弁マーク」もしっかりついています。

内容は、高菜で巻かれた4個のおにぎりと、おかず。
おかずにはもちろん、焼麦(シャオマイ)も入っていました。
定刻の12時50分より若干早く、3511便は新千歳空港に到着しました。
福岡から2時間ちょっと。空の旅、というのは、あっという間ですね。

新千歳空港ターミナルには、札幌在住のネット仲間某氏が出迎えに出てくれていました。
出かけた先で仲間が待ってくれている・・・いつものことながら、ネットのすごさを感じる場面です。
空港からですが、本来ならJRを使って移動しようという計画にしていたところ、地元某氏のほうからぜひ案内したいところがあるとのことで、車に乗せてもらって移動開始。

北海道へ来てみると、やはり道のつくりからして、違うなぁと思いますね。
そして、やってきたのはこちらのウトナイ湖。
ハクチョウの飛来地として有名なところです。
ワタシは初めてやってきました。鉄道だけの旅では、なかなか来れるところではないですね。

岸辺にフンもたくさん落ちていましたが。(^^;)
続いて、こちらへ移動。

JR苫小牧駅です。
室蘭本線と日高本線の接続点、そして、隣の沼ノ端駅で分岐する千歳線と三つの路線の列車が行きかうジャンクションです。

駅に隣接して、苫小牧運転所、そして日高線運輸営業所に所属する車両たちが居並ぶ車両基地が見えました。
ここでいったん某氏と別れ、私は駅に入ってきました。

室蘭本線は、旅客列車だけでなく、本州と道内を結ぶ貨物列車が行き交う重要なルートになっています。
写真は、JR貨物が新製したディーゼル機関車・DF200形が牽引するコンテナ貨物列車。いまや道内貨物牽引の主力は、このDF200形になっています。
旅客列車も、さまざまな車両が行き交っています。

左上写真はJR北海道の近郊形最新系列である731系電車。
この苫小牧始発で、札幌を経由し小樽まで運転される2777M列車に充当されていました。

そして左下写真は、特急「北斗14号」函館行きとしてやってきた、キハ183系気動車。国鉄末期に登場した先頭貫通型の500番台車両をベースに、高速化対応のためブレーキやエンジンを高性能のものに交換された改造車両ですね。
この日は、土曜・休日の1日、道央圏の路線で普通列車乗り放題となる「一日散歩きっぷ」(2040円)を利用してみることにしました。
美瑛や新得、室蘭、長万部までもエリアに入ってしまうという、かなりすごいフリーきっぷです。まぁ、特急利用はできないんですけども。
ということで、ここからは、まだ未乗で残していた日高本線に乗ってみることにしました。

14時21分発、2233D列車様似行き。車両は、日高線運輸営業所に所属するキハ40-355。
JR化後に投入されながら塩害のため早々に廃車となってしまった軽快タイプの気動車・キハ130形の置き換え用に投入された、キハ40形350番台(寒冷地向け700番台車からの改造車)のうちの1両です。

JR型車両の置き換えに国鉄型を持ってこざるを得なかった、というのが、実に複雑なところですが。

車内は、シートモケットこそ変わっていますが、セミクロスシートのままですね。
苫小牧駅で、こちらの駅弁を買い込んできていました。

「ほっきめし」(1000円)。ここ苫小牧は、ホッキ貝水揚げ高日本一を誇るということで、そのホッキ貝の切り身が載っているのが見えますね。
ホッキ貝は産卵期の5月・6月に禁漁になっていることから、その禁漁の時期だけはこの「ほっきめし」も販売されないのだとか。

下のご飯も、ホッキ貝の貝柱とひもを昆布醤油で煮たあとの煮汁を使って炊かれたものだそうで、なかなかいいお味になっておりました。
せっかくなんで(?)、駅のキヨスクでビールも買い込んできました。

窓のさんのところにビール缶が並ぶこの構図、そして日高線、ときて思い出すのが、やはり「堺の車窓から」ですねぇ。2001年2月3日放送の回で、この日高線の旅を特集しています。
そのときの放送で流れたビール缶の並ぶ映像が頭の隅っこに残っていまして、ついやってしまった、というのが真相です。(爆)
さて、苫小牧を出た列車は、しばらく室蘭本線と並走。
苫小牧貨物駅の横を通過します。

この先さらに進んで、室蘭本線と分かれ、右へカーブしていきます。
苫小牧を出て最初の駅は、勇払。
勇払原野、といえばピンと来る人も多いでしょう。

海沿いのほうには工場もあったりするわけですが、この勇払駅から先はしばらく原野のなかを走ります。

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