(2023・11)
今回は、西小倉駅スタートのJR九州ウォーキング参加の様子です。
土曜日で、ワタシは昼まで仕事だったんですが、このウォーキングは夜の開催ということで、参加可能となりました。
メインイベントは、小倉城竹あかり。4年ぶりの開催となった、竹灯籠の灯が城内を彩るイベント、有料のイベントですが、これは一度見ておこうということで、500円の入場料を払って入場することに。
なお、ウォーキング部分についてはこちらも参照ください。
11月4日。

箱崎16時7分発、普通2342M列車福間行きで、この日の行程スタートです。
813系RM2226+RM3001編成計6両での運転でした。

まずは、これで行けるところまで・・・。
途中の古賀で、後からやってきた区間快速(二日市→福間間快速)3232M門司港行きに乗り換えます。
こちらも813系、RM2213+RM2223編成計6両での運転でした。

座席は埋まっていましたので、座席撤去された部分に陣取って過ごしました・・・。
こちらは赤間を過ぎたところ。

日が西に傾いて、まもなく沈もうとしています。
だいたい、ウォーキングに行くのは朝方なので、こうして日が沈む時間に行くっていうのはなかなかないし、新鮮ですよね。
こちらはスペースワールド駅付近。
かつてのスペースワールドの跡地にできた、「ジ・アウトレット北九州」も、灯りがついて夜を迎えようとしていました。
そういえばワタシ、ここはまだ行ったことないですね・・・。
17時30分、3232Mは西小倉に到着しました。

やはり同じ目的と思われる皆さんが続々と降りて行きました。

そして、改札を出ると・・・。
駅外の跨線橋の上には、スタート待ちの長い行列ができていました。
時間的に参加しやすい土曜の夜、しかも小倉の街なか、ということで、ここを目指してきた人はかなり多かったようです。いわゆるウォーカーさんばかりでなく、街の散策を目的にしている人も多かったようです。
受付でマップを受け取り、さらに竹あかりのチケットの購入を済ませました。

駅の外へ出てきました。
日も沈み、暗くなりつつあるなかでスタートです。

まずは駅前からまっすぐ南へ・・・。
やってきたのは、こちら。

小倉城へ入るところですが・・・。
竹あかりの入場は本来、北九州市庁舎側の大手門のほうにあるんですが、今回はウォーキング参加者専用に、県道63号(清張通り)側の西の口門跡のあたりに入場口が設けられていました。

そして、入場してみると・・・。
様々に飾られた竹灯籠がずらりと並んでいました。

このエリアでは、域内の各小学校の児童たちが絵などを描いて飾り付けた竹灯籠が、学校ごとに置かれていました。
自分の作品を確認しにきた子供たちやその親たちの姿も見かけました。

それにしても、この暗い中で蠟燭の火で浮かび上がる竹灯籠、なんとも幻想的ですよね・・・。
天守閣の周囲にも、こうして竹灯籠での飾り付けがされていました。

この小倉城竹あかりは、放置竹林の伐採に伴って、竹材の有効活用の一環として始まったものとのこと。
こういうとりくみは面白いですね。
竹あかりの会場を後にして、北九州市庁舎へやってきました。

今回、このウォーキング参加者向けに、この市庁舎の屋上展望室が開放されていました。
入口でウォーキングマップを提示して、庁舎内へ。
エレベーターで上階へ向かいます。
北九州市出身のワタシですが、ここにやってくる機会というのはなかなかなくてですね・・・。

ということで、屋上展望室へやってきました。
で、ここからの眺めというのが・・・。
・・・こちら。

紫川と小倉の街並みですが、やっぱり上階からの眺めはすごいですよね。
眼下にはイルミネーション、小倉城の方角を見ると竹あかり、ということで、これはなかなかの見応えでした。
市庁舎を出て歩いていると、このように灯りのついた灯籠が空を舞っている光景も見かけました。
空を飛ぶ灯籠っていうのも、なんかすごい・・・。
紫川を渡る鴎外橋のところへ。

橋の中間地点には、こんな飾り付けが。
今年は北九州市制60周年。前例のない門司、小倉、戸畑、八幡、若松の5市対等合併から、もうそんなに経つんですよね。

この鴎外橋も、この時期はイルミネーションが煌々と灯っていまして、フォトスポットになっていますね。
コースは、京町銀天街の方へ。

夜のアーケード街、飲食店も賑わいを見せていました。
途中の辻利茶舗京町本店では、お茶のお振る舞いが行われていました。
ホットとアイスとがありましたが、この日はけっこう暖かい日で、汗もかいていたワタシはアイスのほうをいただきました。
こういうお振る舞いは本当にありがたいですね。
銀天街の店先にも、竹灯籠が置かれているところがありました。

銀天街の中なので、灯が映えるというところまではいかないのですが、竹灯籠ってなんか温もりを感じますし、なかなかいいもんですね。
コースは終盤。

旧電車通りを東へ進みます。
今は普通に片側2車線の道路ですが、かつては真ん中の2車線分が西鉄北九州線の軌道敷でした。この先、米町の交差点までは、この道路自体が東向きの一方通行になっていまして、道路の右側を走るっていうのも当たり前でした。1992年の北九州線砂津~黒崎駅前間廃止とともに、その光景は過去のものになったわけですが・・・。
そんなことを考えながら歩き、今回のコースのゴールである、チャチャタウン小倉にたどり着きました。
このチャチャタウンも、かつて砂津にあった電車車庫の敷地に造られたわけですけどね。

ウォーキング参加者は、ここの屋上観覧車に無料で乗れるということだったんですが、さすがに男一人で乗るのは気が引けまして、やめときました。(笑)
ゴール手続きを終えて、チャチャタウンを後に歩き始めました。
やってきたのは、小倉駅のあたり。

晩飯がまだでしたし、そろそろ何か食べたいな~と思って、飲食店を物色しておりました。

そんななかで、たどり着いたのが・・・。
先ほど通ってきた京町銀天街の東の端のエリアにある、「11TAP」。
いわゆるビアホールですが、ここはクラフトビールをいろいろ置いてあるということで、ワタシ自身も5年半ほど前に一度来たことがあるお店です。
カウンター席に案内され、店内で放映されていたプロ野球日本シリーズ第6戦の様子を見ながら、一杯やることに。

注文したのは、門司港ビールのヴァイツェン。フルーティーな味わいが特徴の地ビール。これの味を覚えてしまうと、ついつい見かけたら注文したくなってしまいます。最近は福岡市内でも置いているお店がありますし、けっこう福岡では人気の地ビールです。
アテに注文したのは、こちらのフィッシュ&チップス。
このお店のフィッシュ&チップスは、白身魚のフリットがとにかく大きくてですねぇ。自家製のタルタルソースもなかなかおいしくて、本当にビールにはよく合います。

残念なのは、このお店が喫煙OKなお店だったこと。
近い席にタバコを吸うお客さんが来てしまったので、早々に切り上げて退散することに。
タバコの煙さえなければ、もうちょっと長居したかったですがね・・・。
小倉から帰路につくわけですが、こちらに乗ってみることにしました。

小倉20時5分発、「ソニック54号」博多行き。885系SM11編成6連での運転でした。
この間、福北間の移動に「ソニック」を使う機会が案外少なくてですね、なんか久々な感じでした。
今回は自由席の4号車・サハ885-11に乗車していました。
なかなかの混み具合でしたが、席にはどうにかありつけました。

暗闇のなかを走り抜け、20時43分着の香椎で下車。
小倉から40分かからずに到着。特急だとそんな感じなんですよね。
香椎に着いたあと、ちょっと訳ありで時間つぶし。

その後、香椎21時30分発、普通2343M列車羽犬塚行きに乗車し、箱崎へ帰り着きました。車両は811系PM7+PM2003編成計6両での運転でした。
夜のウォーキングはゆっくり出掛けられる反面、帰り時間をどうしても気にしますよね。
せっかくだしいろいろ楽しみたいので、できれば時間を気にせず過ごしたいんですが、どうしてもあくる日のことも考えてしまいますもんね。実際、あくる日も朝からウォーキングの予定を立てていましたので、あまり遅くなるわけにもいかなかったんですが。
まぁでも、夜ならではの竹あかりも見て、一杯やって帰るっていうのは、なかなかオツなもんです。
<おわり>