(2023・6)
JR九州ウォーキングの2023春編も、いよいよ最後の日になりました。
今年ここまで13コースに参戦してきましたが、ワタシ的には目いっぱい頑張ってるつもりでも、なかなか日程との兼ね合いがですねぇ~。まぁ、とりあえず歩けるときに歩くしかないんすけどね。
今回は、折尾駅スタート・ゴールなんですが、昨年のこのときと同じく特にコースが決まっているわけではなく、名所・旧跡や飲食店などを紹介している「折尾まちあるきマップ」をもとに、自分で好きなようにまわってくる、というスタイルでした。密を避ける、という点ではこのスタイル、とてもいい感じで、今後はこういうコースが増えてくるのかもな、と思ったりもします。
さてと、参りましょうか・・・なお、ウォーキング部分についてはこちらも参照ください。
6月4日朝。

箱崎8時8分発、普通132M列車門司港行きに乗車します。
車両は811系PM2003+PM6編成計8両。特急通過待ちのため、ここで4分停車となります。
8両で来ましたが、なんとなく後ろ4両のクロスシートのほうへ行ってしまいました。

朝の目覚めがちょっと早すぎたもんで、既に眠気が・・・しばしウトウト。
気づいたら、赤間に到着していました。
古賀で快速へ乗り換える手もあったんですが、もうそのままゆっくり行くことにしました。
9時11分、132Mは折尾に到着しました。

さっそく駅の前に出てきて、ウォーキングの受付を済ませます。
この日、折尾駅では駅前広場がオープンとなり、さらにこの日は4年ぶりの「折尾まつり」開催ということで、多くの人で賑わっていました。
ウォーキングのスタート受付は9時からということになっていましたが、すでにスタート待ちの人たちは捌けてしまっておりました。

先に書いたように、今回はフリーコースということでありましたが、ウォーキングマップには3つのモデルコースが記載されておりましたんで、今回はその中でも最も長いロングコースのポイントを一通りまわろうということにして、歩き始めました。
鹿児島本線の高架沿いに、陣原方へ。

ここは折尾東口踏切。
ちょうど、下り列車が来るということで、スマホ撮。
区間快速(福間→鳥栖間快速)4121M列車久留米行きが通過。811系PM106+PM2108編成計8両でした。
続いてやってきたのが、こちら。

ここは、かつての西鉄北九州線折尾東口電停の跡です。
西鉄北九州線は2000年11月に、最後の営業区間であった黒崎駅前~折尾間が廃止になっています。
22年半が経ったわけですが、ここは廃線敷が工事用道路となっていて、まだ痕跡が残っているという感じで・・・。
その先、金山川を渡り、しばらく国道3号に沿って歩いたあと、陣原4丁目あたりへ。
ここは、北九州線の線路が土手の上を走っていた区間なんですが、草に覆われた土手の先を見ると、住宅が建っているのが見えていますね。土手の一部を取り崩して、そのあとを宅地にしてるんですね。
こうして少しずつ、痕跡は失われていくわけで・・・。
さらに陣の原電停のあった方向へ進むと、このように廃線敷が歩道になっているエリアがあります。
このあたりでは、それこそ北九州線の営業最終日に撮影をしてまわってたんですよね。遠くに皿倉・帆柱の山々が見えるあたりで、折尾へ向かって走る電車を撮った思い出があります。

ふと見ると、かつての西鉄の鉄道用地境界標が残っているのを見かけました。この車輪を模った旧社章が懐かしいわけで。
陣の原電停のあったあたりまでやってきました。
上り黒崎駅前方面の電停があった場所の傍らに、「焼鳥かっちゃん」というお店がありましてね。この日は日曜定休でお休みでしたが、お店は健在のようでした。

ここから皇后崎方面の廃線敷は、やはり宅地化されていまして、住宅が立ち並んでいました。
さて、ロングコースの最初の立ち寄りポイントとなっていた、舎月庵に到着しました。
江戸時代初期、「黒田二十四騎」に数えられた井上周防之房の屋敷の跡。之房の母の病気快癒にあたり、観世音菩薩の加護に報いるため、都の仏師に菩薩像を謹刻させ、庵を開いたとのことです。

八幡西区に数年住んでたことのあるワタシですが、この舎月庵の存在はここに来るまで知りませんで・・・。(^^;
陣原から、筑豊本線(若松線)の本城駅に近いエリアへと進んでいきます。

こちら、ロングコースの立ち寄りポイントになっていた「風人(ふうと)」という餃子のお店なんですが、まだ開いていませんでした。
まぁ、まだ10時半にもなってませんでしたからね、無理もない・・・。
次の立ち寄りポイントへ向かうため、こちらへ。
医生ヶ丘橋という陸橋を渡ります。跨ぐのは、若松線と、国道199号。

天気がなんだか曇ってましたけどもねぇ。気温は高くなっててけっこう蒸し暑い感じでした。
お次の立ち寄りポイントは、産業医科大学のすぐそばにあるこちら、「イロドリ」というカフェでしたが、こちらもまだ開店前のようでした。
まぁ、まだ10時半をまわったくらいのところでしたからね、こちらもしゃあないかなというところで。
さらに進んで、次にやってきたのは、昨年3月のウォーキングのときにも立ち寄っていた、ベーカリー「一の粉」。
ここで少しパンを買おうかなとも思ったんですが、お昼のことも気になりまして、今回は遠慮しました。
またそのうち、立ち寄ることもあるかなと。
続いての立ち寄りポイントは、こちら、「BECK」。
ここも、昨年3月のウォーキングのときに前まで来ていまして、そのときもなんですが、こちらもお昼のことが気になりまして、立ち寄るのは控えました。
季節のフルーツを使ったケーキやタルト、焼きドーナツなどが人気だそうで・・・こちらもまたそのうち・・・。
で、次にやってきたのが、こちら「スパイスキッチンBONGA」。
化学調味料無添加のスパイスカレーをメインで提供しているお店とのこと。こちらも昨年3月に目の前まで来ていて、そのときは入れなかったお店なんですが、今回は入ってみようと。
11時半より前、店内はまだそれほど混んでいませんでしたのでね。
お店のご主人は、スパイスソムリエなどスパイスに関わるいろいろな資格をお持ちの、まさにスパイスの専門家。どんなものが出てくるのか、興味津々でした。
で、いただいたのは、こちらの「南インドポークカレー」と、カレーセット。サラダと小鉢、さらにはドリンクとデザートまでついて1080円(税込)でした。
ココナッツミルクとスパイスで仕上げたルーの中に、蒸したじげもん豚のお肉が入っているというカレー。コクがありながらもさっぱりといただけるおいしいカレーでした。
サラダのドレッシングは、オイルを使わずスパイスの粉だけで調合されたもの。これもなかなか面白かったです。
おいしいスパイスカレーをいただいて、あとはゴールへ向かいます。

あと、立ち寄りポイントがまだあるので・・・。

こちらは、「マサジロウバーガー」共立大前店。駐車場がけっこういっぱいになっていたようなんで、人気のお店なんでしょうね。
学園大通りを歩いて、折尾駅の方向へ向かいます。
沿道には九州共立大学、九州女子大学、自由ヶ丘高校などがありまして、学生街として賑わうところですね。
こちら、サンリブ折尾店の裏手にある「やきとりやっちゃん」。
お持ち帰り専門の焼き鳥屋さんですが、やっぱり焼いている煙の香りっていいもんですねぇ。
機会があればいただいてみたいと思います。折尾にある嫁さんの実家に行くときにでも持って行ってみるかな・・・。
さて、ゴールの折尾駅前にたどり着きました。

「折尾まつり」会場はステージイベントも行われて、かなり盛り上がっているようでした。かなり人が混みあっているようでしたので、混みあっているゾーンは足早に通過しましたけどもね。
ゴール手続きをしたあとに、こちらへ寄ってみました。

ここは、昨年3月まで鹿児島~筑豊短絡線が走っていた、本町通り踏切の跡。
写真の方角には、折尾駅鷹見口がありました。短絡線が高架へ移ってから1年3ヶ月、駅舎もホームも線路も、なくなっていました。
こちらは、新々堀川沿いのエリア。
古くからの飲食店などが軒を連ねるエリアですが、周辺の変貌が著しいなか、このあたりも今後どうなっていくんでしょうね・・・。
さて、そろそろ撤収しましょうかねぇ。

時間的にこちらが来るようだったので、自由席特急券を購入。
「ソニック24号」博多行き、883系Ao-5編成7連での運転でした。
「ソニック」乗るのも久々でしたねぇ。
折尾を出た「ソニック24号」、赤間、香椎、博多の順に停まっていきます。

やはり特急に乗ると速いなと思いますね。

いつの間にか、普通車座席のフットレストが撤去されていました。
確かに使い勝手としてはいまいちでしたが・・・。

香椎で降りて普通列車に乗り継ぐことも考えていたんですが、その直前に通過した九産大前駅のホームの混雑が目に入り・・・九産大で資格試験が行われていたようで、その受験者が殺到していた様子。香椎で乗り継ぐとその混雑に巻き込まれるなぁというのが頭をよぎったので、香椎で降りるという選択肢は消えました・・・。(^^;
13時28分、「ソニック24号」は終点の博多駅6番ホームに到着しました。

ほんと、「ソニック」久々だったもんで、改めて特急の速さというのを思い知ったわけですけどもね。今となっては「ソニック」に乗る機会もそんなにないもんでですねぇ・・・。
博多駅の博多口前にちょっと出てきました。
博多駅前広場では、この日はビール会社のイベントが行われていました。
立ち寄ろうかとも思ったんですが、今回はやめておきました。
そのまま、博多13時42分発、普通2160M列車海老津行きに乗車し、地元・箱崎まで戻ってきました。
さてさて、買い物してさっさと帰りましょうか。
折尾駅が絡むウォーキングにはこれまでも何度も参加しています。折尾には嫁さんの実家もありまして、よく行くところではあるんですが、まだまだ知らないこともあるんですよね。
おいしいものもまだまだあるはずですし、少しずつ、いろいろまわってみたいと思います。

JR九州ウォーキングの春編ラスト、これにて終了です。
結局、春のうちに14コースまで歩きました。けっこう頑張ったつもりでも、スケジュールの都合等々あってなかなか思うように参加できなかったんですが、それでもこれだけ歩けたのはよかったのかなと。
秋編もあるんで、今年こそはなんとか、年間過去最多の26コースを上回りたいと思っています。
<おわり>